ワタシという記憶
時折、ふと思い出す。
いちばん孤独で、何もかもが最悪で、
どうしようもなく打ちひしがれた日々のことを。
冷たい床に裸足で座り込んで
何時間も泣いた。
望んでも望んでも
何ひとつ手に入らなかった。
それどころか
すべてが遠ざかり
ついにはわずかに持っていたものすら全て失った。
私は自分自身に強烈な怒りを覚えた。
そしてその激しい怒りすら
いつしか私を見捨てるように
闇に溶けて消え入ってしまった。
もう涙さえ。。。
私のこころは空っぽになった。。。

けれどその暗く孤独な空間は
決して私に無関心ではなかった。
不思議なことに
いちばん無防備であるはずのあのときに
私は人生で初めて
「守られている」
そう感じたんだ。
今でもはっきり覚えている。。
あの感覚は本当に不思議なんだ。
暗闇のひとりぼっちの冷たい床の上で
私は
対極にあるはずの
安心感や温かさに包まれていたんだ。
そこは原点ともいえる
夜明け前のいちばんの暗闇
あの頃の私を
かわいそうだと思ったことはない。
そこから始まる様々なこと
予想も出来ない
宝物のようなたくさんの経験が
私に見つけられるのを
静かに待っていてくれてたんだから。
孤独は愛にあふれているんだ。
何もないところには
何もないんじゃなくて全てがあるんだ。
漠然とした不安や恐怖が
様々なものを映し出し
揺さぶりをかけて来るかも知れないけれど
過去も未来も幻想だから
自分を苦しめているもの
その本当の正体は
いつだって自分自身なんだよ
だから
逃げちゃだめ
自分から逃げてはだめだよ。
そうやって
あの頃のワタシが時空を超えて
今のワタシを
いつだって励まし続けているような気がするんだ
いちばん孤独で、何もかもが最悪で、
どうしようもなく打ちひしがれた日々のことを。
冷たい床に裸足で座り込んで
何時間も泣いた。
望んでも望んでも
何ひとつ手に入らなかった。
それどころか
すべてが遠ざかり
ついにはわずかに持っていたものすら全て失った。
私は自分自身に強烈な怒りを覚えた。
そしてその激しい怒りすら
いつしか私を見捨てるように
闇に溶けて消え入ってしまった。
もう涙さえ。。。
私のこころは空っぽになった。。。

けれどその暗く孤独な空間は
決して私に無関心ではなかった。
不思議なことに
いちばん無防備であるはずのあのときに
私は人生で初めて
「守られている」
そう感じたんだ。
今でもはっきり覚えている。。
あの感覚は本当に不思議なんだ。
暗闇のひとりぼっちの冷たい床の上で
私は
対極にあるはずの
安心感や温かさに包まれていたんだ。
そこは原点ともいえる
夜明け前のいちばんの暗闇
あの頃の私を
かわいそうだと思ったことはない。
そこから始まる様々なこと
予想も出来ない
宝物のようなたくさんの経験が
私に見つけられるのを
静かに待っていてくれてたんだから。
孤独は愛にあふれているんだ。
何もないところには
何もないんじゃなくて全てがあるんだ。
漠然とした不安や恐怖が
様々なものを映し出し
揺さぶりをかけて来るかも知れないけれど
過去も未来も幻想だから
自分を苦しめているもの
その本当の正体は
いつだって自分自身なんだよ
だから
逃げちゃだめ
自分から逃げてはだめだよ。
そうやって
あの頃のワタシが時空を超えて
今のワタシを
いつだって励まし続けているような気がするんだ