あんでるせん
「過去は、食べちゃいけませんよ。生ゴミだから。」
「明日があるさというけれど、明日だって来ないかも知れない。」
「だから、今を生きよう」
独特の語り口調で、にこにこしながらこの店のご主人はそう言った。
ここは長崎の川棚駅前にある、「あんでるせん」という喫茶店。


念願かなって、行って参りました。
そう、はるばる長崎です。
知る人ぞ知る、超能力喫茶、四次元パーラーだ。

レトロな店内、レトロなメニュー。何か、昭和という感じ。
連日、全国から沢山の人が
ここで繰り広げられる奇跡のショーを見に来るという。
千円札が目の前で宙に浮き、縦横無尽にびゅんびゅん踊っていた。
好きな人の名前を当てたり、生年月日を当てたりなんて当たり前。
ちょっと先の未来なんて、のぞいて来れたちゃうのかなぁ?(≧∀≦)
あらゆるひとのチャンネルに周波数を合わせたり
早送りや巻き戻しのスイッチのありかを、このご主人は知ってるんだね。
確かに、四次元の世界。
ようこそ、あなたが来るのを待ってましたよ。
何となく、そう言われたような気がして、とても嬉しかった。
自分を小さな場所に閉じ込めて、小さなことを小さな物差しで測っては一喜一憂。
こころはいつも、過去への執着、未来への不安にばかり向けられて
肝心な「今」は、どこへ行ってしまったんだろう。
何だか身に覚えがあるような、ないような。
渦中にあるときは必死でも、振り返ってみれば…滑稽なものなんですね。
「幸せになりたい」と強く思うことは、
「私は今、幸せではありません」と、宇宙に向けて宣言していることになる。
本当は何も欠けていない、そのままで完璧。
ただ、力の出し方を忘れているだけ。
いろんなブロックをかけて出口を塞いでいるだけ。
見えない世界というのは、ときにラビリンスのように私を混乱させるけれども
それは、小さな定規で小さなごく一部分を測ろうとしているから。
しゃがみ込んでうつむいて、手の平ほどの世界しか見えてない。
本当は、信じられない無限の彼方まで
ぐるりと世界に囲まれているのにね。
サイキックショーの名目で、
実は宝箱を開く鍵や世界と繋がるパスワードをくれたんだなぁ。
楽しさや笑いや驚きというヴェールに包んでね。

「明日があるさというけれど、明日だって来ないかも知れない。」
「だから、今を生きよう」
独特の語り口調で、にこにこしながらこの店のご主人はそう言った。
ここは長崎の川棚駅前にある、「あんでるせん」という喫茶店。


念願かなって、行って参りました。
そう、はるばる長崎です。
知る人ぞ知る、超能力喫茶、四次元パーラーだ。

レトロな店内、レトロなメニュー。何か、昭和という感じ。
連日、全国から沢山の人が
ここで繰り広げられる奇跡のショーを見に来るという。
千円札が目の前で宙に浮き、縦横無尽にびゅんびゅん踊っていた。
好きな人の名前を当てたり、生年月日を当てたりなんて当たり前。
ちょっと先の未来なんて、のぞいて来れたちゃうのかなぁ?(≧∀≦)
あらゆるひとのチャンネルに周波数を合わせたり
早送りや巻き戻しのスイッチのありかを、このご主人は知ってるんだね。
確かに、四次元の世界。
ようこそ、あなたが来るのを待ってましたよ。
何となく、そう言われたような気がして、とても嬉しかった。
自分を小さな場所に閉じ込めて、小さなことを小さな物差しで測っては一喜一憂。
こころはいつも、過去への執着、未来への不安にばかり向けられて
肝心な「今」は、どこへ行ってしまったんだろう。
何だか身に覚えがあるような、ないような。
渦中にあるときは必死でも、振り返ってみれば…滑稽なものなんですね。
「幸せになりたい」と強く思うことは、
「私は今、幸せではありません」と、宇宙に向けて宣言していることになる。
本当は何も欠けていない、そのままで完璧。
ただ、力の出し方を忘れているだけ。
いろんなブロックをかけて出口を塞いでいるだけ。
見えない世界というのは、ときにラビリンスのように私を混乱させるけれども
それは、小さな定規で小さなごく一部分を測ろうとしているから。
しゃがみ込んでうつむいて、手の平ほどの世界しか見えてない。
本当は、信じられない無限の彼方まで
ぐるりと世界に囲まれているのにね。
サイキックショーの名目で、
実は宝箱を開く鍵や世界と繋がるパスワードをくれたんだなぁ。
楽しさや笑いや驚きというヴェールに包んでね。
