南海電鉄の話題3つ目となります。
①天空の後継車についての発表、②特急サザンの運休と代替となる自由席特急の運転についての発表、そして③鉄道設備投資計画の発表とありまして、南海電鉄ファンにとっては話題に事欠かない週となりました

年度ごとの鉄道設備投資計画については毎年発表されており、各期間ごとの目標となる中期計画や長期計画があり、ビジョンや方向性が示されます。
その発表されたビジョンや方向性を年度ごとの動きややることを具体にあらわしたのが今回のような計画となり、南海電鉄ファンにとっては注目すべきところであります。
以下、南海電鉄ホームページに記載されている文章のままであります。
「南海グループ経営ビジョン2027」に掲げる「良質で親しまれる交通サービスの提供」の実現を目指し、「NANKAIグループ中期経営計画2025-2027」を策定しました。重点戦略に掲げる「未来を拓く公共交通事業への変革」を踏まえ、将来の成長に向けた投資を集中的かつ確実に実行しながら、「南海グループ経営ビジョン2027」を完遂するべく、鉄道事業としては3年間で前中期経営計画の約3倍にあたる最大1,000億円の設備投資を計画しています。
2025年度は、「鉄道事業の持続可能性を高める安全・安定的な輸送基盤の強化」や、バリアフリー対策等の「社会的要請に応えるサービスの高度化」を推進し、社会に必要とされる価値を提供していくため、総額約 250億円の設備投資を計画しています。
南海電鉄ホームページより
特に今回は鉄道ファンにとって注目のポイントが

天空後継車が今年度末に運行
8300系が2027年度までに40両製造され、今年度は12両が製造される予定
将来の全線ワンマン化に向けたハードウェア対策計画の策定
全線ワンマン化は対策計画策定と言うことで、まだ先のことと思いますが、上の2つについては今年度中のことであり、大変注目であります。