南海本線でのワンマン運転が発表されました | たかぷんの鉄分補給ブログ


    ワンマン運転に伴うハードウェア対策として、ワンマン運転対応車両(8300系車両)には「車両側面カメラ」を、ワンマン運転をする南海本線・泉佐野駅~和歌山市駅のすべての駅には、「進出用非常通報装置」を設置しました。
    「車両側面カメラ」は、1両につき片側2台、計4台設置し、車両側面とホームの様子を撮影し、その映像が運転席のモニタに表示され、運転士は車両側面付近の様子を確認した後、列車を発車させます。
    また、車掌が乗務する列車では、列車出発後に車掌がホーム非常通報装置の動作の有無を確認しますが、ワンマン運転区間で運転士がホーム非常通報装置の動作を確認できるよう、ワンマン運転を実施するすべての駅(14駅89か所)に「進出用非常通報装置」を設置しました。その他、運転士が誤ってホームの無い側の扉を開ける操作をしても、扉が開かないようにする誤開扉防止装置を導入することで、ワンマン運転時においても車掌が乗務する列車と同等の安全性が担保できるようにしました。

    今後、生産年齢人口の減少に伴い、乗務員の確保が難しくなることが予想されます。そのため、限られた経営資源を有効に活用し、一定の列車本数を維持するために、ワンマン運転の実施を決定しました。これにより、持続可能な鉄道事業の実現を目指してまいります。

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    とのこと。

    南海電鉄発表の記事より
    来年3月22日より開始となるものの、1月からは習熟運転を行うとのことで、本運用までの間ワンマン運転がをしている体で、ツーマンのまま車掌は黒子みたいな感じとして運用されるのでしょうか?
    そして本日改正となった南海本線のダイヤがワンマン運転を見越した運用となっているのかも知れません。
    どんな雰囲気となるのか、ますます注目の南海本線であります。

    そしてワンマン運転を行う運用とするためか、このダイヤ改正を以て、南海本線運用から離脱した2000系。
    当初南海本線に来たときは違和感たっぷりでしたが、今では板についていただけに、少し寂しい気持ちがしました。

    最後撮影に行きたいと思いながら、なかなか機会に恵まれませんでした。
    車両自体がなくなる訳ではないのですが、前面に大きく掲出された2扉車の文字など、独特なものでありました。
    高野線に戻ったとのこともあり、引き続き活躍して欲しいと思います。