本日、南海電鉄から南海線のダイヤ改正について発表がありました。

最近はコロナの影響等によりダイヤの修正や運用の変更などがこまめに行われていましたが、本格的なダイヤ改正としては2017年以来となるのでしょうか。。。

以下、南海電鉄ホームページによる発表となります。

12月21日(土)から南海線の列車運行ダイヤを改正します。

~空港アクセスへの速達性・利便性向上と車内の混雑緩和を目指して~
・特急「ラピートβ」を「ラピートα」に大幅変更
・空港急行の編成車両数の増加と運転本数を増便
・その他、一部列車の列車種別や運転時刻、発着番線変更など

外国人観光客を中心とした空港線の鉄道需要が増加していること、また2025年4月には大阪・関西万博が開幕することを受け、今後も空港線の需要がさらに増加することを見込んでいます。これに伴い、2024年12月21日(土)から南海線の列車運行ダイヤを改正します。主な変更点は2点です。
★1点目は、特急ラピートβ(停車駅8駅)の一部を特急ラピートα(停車駅6駅:βが止まる堺駅と岸和田駅に停車しない)に変更します。(平日ダイヤにおいては、ラピートβ55本のうち20本をラピートαに、土休日ダイヤにおいては、ラピートβ59本のうち24本をラピートαに変更します。)
★2点目は、現在6両で運転している空港急行の一部を8両に増車するとともに、運転本数を平日ダイヤで3本、土休日ダイヤで1本増便します。(平日ダイヤ:8両編成100本が118本に、土休日ダイヤ:8両編成97本が113本に増加します。)
特急ラピートβを特急ラピートαに変更することで途中停車駅が少なくなり、難波駅から関西空港駅までの所要時間が短縮され、速達性が向上します。また途中停車駅の少ない特急ラピートαに変更することで、特急ラピートの利用者が最も多い「難波駅・新今宮駅・天下茶屋駅⇔関西空港駅間」の特急券を購入しやすくし、空港アクセスの利便性向上を図ります。
これらの施策は、今後も空港線の鉄道需要増加が見込まれること、来年の大阪・関西万博を見据えたものであるほか、お客さまからの「特急ラピートが満席で、特急券が買えないため運行本数を増やしてほしい」というご要望にお応えするものです。
さらに、空港急行の編成車両数を6両から8両に増車するとともに、運転本数を増便することで、空港アクセスの利便性がさらに向上するとともに、車内の混雑緩和を図り、より快適な車内環境をご提供します。
その他、一部列車の列車種別や運転時刻、発着番線変更、支線のダイヤ改正などを実施します。
また、高野線(汐見橋駅~岸里玉出駅間)については、現在のお客さまのご利用状況を勘案し、最終列車の見直しを行います。

今回の目玉は昼間帯のラピートαの復活かも知れませんルンルン
残念ながら往年のラピートαのように、なんば~関西空港間ノンストップ、最速29分運転は叶いませんが、堺、岸和田を通過する最速列車が上り下りの昼間に復活することとなりますアセアセ
発表された時刻表を見る限り、所要時間はα、βともにそんなに変わらないので、どちらかと言うと途中停車駅を減らすことで空港利用者の乗車機会を確保した列車のようです。
あと、全く噂はされていませんが、私のなかで気になっている-急行-。1日1本だけと特殊過ぎて、いつか無くなるのではと心配でして。。。今回のダイヤ改正でも無くならず、一安心でありますアセアセ
最後に、これまた南海電鉄ホームページからの詳細内容となります。