2月10日(土)の大阪駅は273系特急やくもで溢れていました。
大阪ステーションシティ2階アトリウムで開催されました山陰誘客PRイベントと同時に、大阪駅10番乗り場では、産経新聞社との特別企画で273系電車の展示見学会が開催されました。
今回のこの見学会定員350人に対し、65倍の2万2600人の応募があったようですアセアセ
ちなみに私も抽選でハズレた口でありますもやもや
車内の見学は出来ませんが、10番乗り場に据え付けられた273系につきましては、自由に見ることが出来ますニヤリ
初めて見た273系びっくり
車体に直接レタリングされている“やくも”の文字とやくもの絵柄照れ273系が特急やくも専用列車であることを表しています。
写真では見ていましたが実物を見ますと、色合いと風格があり、やっぱり格好が良いではありませんかキラキラ






273系振り子式台車。
鉄道は大量の人員を安全かつ安定的に、より速く運ぶことにあり、昔から速さとの闘いであると私は思っていますが、最近は高速道路の発達とともに、鉄道が衰退、スピードを諦める傾向にあるのが時代の流れとは言え、寂しく感じていました。
きのくに線(紀勢本線)の特急くろしおに振り子電車が投入されず、当然、特急やくもの381系後継車両についても、非振り子になるのではと思っていましたが、予想に反して振り子電車が新たに投入されることになり、岡山~山陰の都市間輸送と高速運転を諦めていなかったんだと、何だか嬉しく思いました。

わかりにくいですが、セミコンパートメントの座席。
伯備線は観光需要がメインの路線ではないにも関わらず、こう言ったシートを作ったのにも驚きましたアセアセ
これからは単純に輸送するだけでなく、鉄道ならではの余裕のある空間作りが大切なんだと思います。
運用開始となれば、よっぽどのことでない限り、大阪駅の駅名標と“やくも”がひとつの写真に収まることはないと思いますキラキラ
側面のLED表示器。
225系あたりから導入された最近のJR西日本共通のフルカラー表示。
この日、私がいた時間だけで4種類の“やくも”を表示して頂けましたルンルン
“やくも”の文字は、381系のヘッドマークのときから共通の書体。その横に、しまねっこやトリピーも表示出来たり、273系の色調に合わせたものまで表示可能のようですウインク
そしてびっくりなのが、これ!?
381系のヘッドマークと同じ図柄のものも表示が出来るようで、小さいながらも再現度は素晴らしいものでありますアセアセ
左上にはきっちり“L特急”マークも再現されていますキラキラ
この見学会の前日となる2月9日には、273系車内のチャイムについて発表があり、山陰地方ゆかりのアーティスト『Offical髭男dism』の“Pretender”と“I LOVE...”が流れることとなったようで、今回の見学会でもその音色を聴くことが出来たようです。
本当にこの列車に対するJR西日本の意気込みを感じるところでありますニヤリ
いよいよ4月6日運転開始が目前に迫っていると同時に、最後まで残った定期運用の国鉄型特急電車381系が終焉を迎えることとなります。