宮城県方面へ行った時のことを書き込んでいる途中で、やくもやサイコロきっぷの話を挟んでいましたが、宮城県方面へ戻ります。
気仙沼からは急なアップダウンやカーブも少ない走りやすい国道284号線を西へ。
宮城県を抜けまして、岩手県へ。
向かった先は、平泉。

気仙沼もですが、ここ平泉も高校時代からの友人と青春18きっぷで訪れた思い出の場所。
あまりにも有名過ぎる“夏草や兵どもが夢のあと”と言う句を松尾芭蕉が詠んだ場所でもあります。
27年ほど前、JRのCMで『兵どもの夢のあとを見に来てください』と言うフレーズがあり(と思われるのですが、YouTubeとかを調べても出てきませんもやもや)、その映像とフレーズが心に響きまして、当時は訪問した次第であります。
今回、せっかくなら学校の歴史の時間でも習う“中尊寺金色堂”を見に行こうと言うことになりまして、向かいましたウインク
駐車場に車を停めまして、上り坂を延々と上りますアセアセ
きっと私だけでしょうが、スタートから中尊寺金色堂を見たいと言う気持ちを削がれるくらいの辛さガーン
これが運動不足のおじさんには辛いのなんのガーン
空を見上げて、木々に囲まれたこの景色が『いいなぁ~』なんて思う余裕はそんなになく・・・

若かりし頃?に友人と来たとき、平泉の駅からレンタサイクルを借り、自転車に乗って向かったのですが、こんなに大変だったと言う記憶もなければ、坂道を登った記憶がありません魂
途中、視界が開けまして
遠くには東北本線を走る701系がびっくり
登ること10分。ようやく中尊寺本堂に到達。



写真は金色堂を見学した帰りに撮影したものですが、往路では外国人観光客で賑わっており、写真を撮影するのも一苦労なくらいでしたアセアセ
本堂から5分程進みますと、有名な金色堂に到着です。金色堂は1124年に建立、今年で900年を迎えるとのことであります。
拝観料を払いまして、見学させて頂きます。
金色堂のそれ自体は覆堂の中のガラス張りの部屋の中にあります。残念ながら撮影は不可でありまして、写真はございません。
松尾芭蕉像の奥に見えているのが昔の覆堂となります。
金色堂自体は当初、建物としては普通の野天で置かれていましたが、建立後早い段階で覆堂が建てられまして、現在に至ります。
先代の覆堂については、元々現在の金色堂の位置にあったのを、移築してこの位置にあるようです。

じっくり見学しまして、車に戻りますキラキラ
再び車に乗り込みまして、この日の宿泊先に向かうのですが、平泉駅に寄り道です。
若かりし頃にレンタサイクルを借り、中尊寺に向かったときの平泉駅とは全く違っていました。


もっと手狭で、国鉄時代からの駅の雰囲気を醸し出していた駅でしたが、すっかり変わっており昔の名残は一切ありませんでした。

家族に寄り道を許してもらいながら、今夜の宿へと急ぎます。