懐かしの白線急行。
1994年9月の関西国際空港開港に伴い、泉佐野や羽倉崎発着の‐急行‐空港急行区急となり実質消滅。
1994年9月以降は和歌山市・和歌山港発着の急行が岸和田競輪開催時に春木に臨時停車するときに限り‐急行‐が表示され、今回はその時の写真となります。

昔ながらの反転フラップの表示が懐かしいニヤリ
現在の急行のカラーは橙色ですが、サインマニュアルが制定されるまでは、特急と同じく赤色でした。停車駅にはきっちり“春木”も記載されていますキラキラ
この頃の1000系は帯色も綺麗な状態。そして私がいつもこだわるワイパーも黒色塗装で引き締まった印象ですニヤリ
ちなみに1994年9月以前の‐急行‐は、泉佐野や羽倉崎発着の急行や淡路号と泉佐野や羽倉崎発着急行が多客期に和歌山市や和歌山港発着として延長運転される急行に限られており、岸和田競輪開催のため春木に臨時停車する和歌山市・和歌山港発着の定期の急行については‐急行‐と表示されず 急行 表示のまま運転され、あくまで急行が臨時停車すると言う形式でありました。
‐急行‐をアップでびっくり
なんば方面に来まして、‐急行‐なんば行き。
南海が律儀だと思うのは、なんば行きの春木以北については‐急行‐でも 急行 でも変わらないのですが、白線を書いているところ。昔の淡路号なんば行きも同様で、多奈川線を出ると、急行なんば行きでも良いのに、方向幕もそうですが反転フラップにもきっちり淡路号の記載がありました(駅の案内放送は“急行なんば行き”でしたが・・・)。
この‐急行‐、白線が懐かしいだけでなく、7000系と言うところも懐かしい!
この臨時停車による‐急行‐は2005年まで続きましたが、昼間時の急行運用廃止に伴い消滅となりました。
しかし2017年1月のダイヤ改正で下り1本のみですが、なんば発24:08発の下り急行の最終が泉佐野行きとして設定され、‐急行‐が12年ぶりの復活、泉佐野行きとしては、実に23年ぶりの復活となりました。
この運用がいつまで続くのかはわかりませんが、泉佐野出身の私としては、物凄く馴染みのある種別だけに、いつまでも残して頂きたいと思います。