今回1997年10月に開催された南海電車まつりのときの写真となります。
この頃の電車まつりはまだまだ認知度が低く、そんなに混雑しておらず、写真も案外綺麗に撮影出来たり、また通路やロープなども物々しく設置されることもない雰囲気でした。
その年のメインの展示車両とはこちらキラキラ南海高野線で活躍したズームカーこと21001系。
ちなみにこの年1997年に定期運用は終了、すべての車両が廃車か他社(大井川鐵道・一畑電鉄)に譲渡となりました。
原色と新カラーの2編成が展示されまして、りょうほうともにさようならヘッドマークを取り付けていました。
そして今と違うのが、こちら。
なんば側のところまで行ってもオッケーだったこと。
車内の見学が、高野山側の扉から入って、なんば側の扉から出る一方通行方式だったこともあり、必然的になんば側でも撮影出来たのですが、特に規制線が張られている訳でもなく、だからと言って、皆さん何でもアリな感じではなく、節度を守って思い思いの写真を撮影していた感じでしたニヤリ
なんば側も撮影用に、きっちり円板を装着キラキラ
新カラーにはなんば~高野山極楽橋間の急行、所謂“大運転”の時につけていた【急】の円板、原色には臨時特急こうや号の円板がアセアセ
南海もなかなかやってくれるではないですか爆笑
湘南顔に金太郎塗りと言われデビュー当時流行っていた塗りわけ。
ヒゲ新こと11001系(のちの1001系)と同じ作りで、山線用に長さを17mにしたのが、この21001系でした。
FS17A台車は2200系(旧22001系)で使用されていますが、最近ではボルスタレス台車など味気ないくらいにスマートな感じとなり、こんなゴツゴツとした金属バネむき出しの厳つい台車は見かけなくなりましたびっくり
最後はこちら。
1000系1次車が置かれています。この頃はラピートと1000系が注目の電車でした。
1000系がデビューしたときの今までの南海の雰囲気を感じないと感じた記憶が鮮明に残っていまして、今でも私が好きな南海の車両の一つでありますニヤリ
デビューが1992年前なので、全般検査での入場だったのでしょうか。
この頃は重要部検査がおおよそ2年に1回、全般検査が4年に1回で、塗装も2年に1回は塗り替えられていた感じに記憶しています。(車体に重要部検査や全般検査の年月が書かれており、だいたいそんなサイクルだったと記憶電球)
写真を見て、その頃のことに思いを馳せていたら、切ない気持ちになってしまいました。