実に60年ぶりの阪神ノンストップ特急

11月23日(木)。

阪神タイガースとオリックスバファローズの優勝記念パレードが、大阪と神戸で開催されるとあり、阪神間では朝から大騒ぎであります

阪神タイガースは午前が神戸、午後は大阪、オリックスバファローズは午前が大阪、午後が大阪と入れ替わる形でパレードが行われ、JR神戸線では快速電車の一部が12両に増結されるなど、多客対応が取られたりしておりました。

そして阪神電車では、阪神タイガースのパレードを梯子出来るよう、1日限りの1本限りで元町・三宮から梅田までノンストップの臨時特急が運転されることとなりました。

このことを知ったのは前日。ネット記事で上がっていて、ホームページなども確認

パレードの人の移動で人出が予想されるのと、みんな同じ考えで写真を撮る人でいっぱいだろうなぁなどと考え、自分自身も撮影に出向くのかギリギリまで思案。

結果、撮影に出掛けました

大物でノンストップ臨時特急を待ち構えます

ノンストップ臨時特急通過まで40分くらい前に到着。

ホーム上にはカメラを持った人がボチボチ。

思った以上の混雑でもありません。

ジェットシルバー5700系

1本限りで失敗は出来ないので、試し撮りをして構図を確定させます・・・と言っても手持ちでデジカメなので、大層な話ではないのですが

山陽5000系。

ここで思わぬことが発覚デジカメの充電がピンチ

これで目当ての列車が撮影出来なくては大変です

と言うことで、周りは来る電車、来る電車をパチリパチリしておりますが、当方はホームで佇んでいるだけ

元町12:24、神戸三宮12:27発で終点大阪梅田には13:00ちょうどですから、大物は12:50～12:55の間に通過するはずと、列車走行位置で確認しますと、何と『貸切』の表示特急とかではなく、貸切とは

その貸切表示がいよいよ尼崎手前まで来まして、デジカメの電源ON

やってきました阪神間ノンストップの臨時特急

ノンストップ特急は1954年から1963年の9年間運転され、臨時とは言え実に60年ぶりの復活となります

当時のノンストップ特急も今回と同じく元町↔️梅田で運転され途中三宮のみに停車。所要時間は三宮↔️梅田25分と言うものでした

使用された車両は、1000系阪神タイガース日本一仕様とは粋な取り計らい

これまで通過して行く列車はパレードを梯子する人たちで超満員かと思いきや思った程、乗っていない様子・・・ですが、ノンストップ特急は混雑していました。

混雑の大半は阪神タイガースファンではなく、大半同業者だったかも(乗っていないので勝手な憶測ですが)

シャッタースピードの関係でLEDの種別表示がご覧の通り辛うじて臨時特急と表示されているのが、わかるかどうか・・・

写真撮影に行くかどうか迷っていましたが、綺麗に撮影が出来たこともあり、満足感がありました

大物駅自体もそんなに人が集まらず、のんびりした雰囲気で撮影が出来ました

改めてまして、阪神、オリックス優勝おめでとう