なんばまで戻ってきまして、さらにどうしようか・・・関西空港を往復するもあり、再度和歌山市なんかも・・・
時間は20:00前。ノープラン故に、予定に縛られることがない反面、時間の使い方が上手にいかず、どうしたら良いか迷うことに


まもなく特急サザンの出発時刻と言うこともあり、とりあえず和歌山市へ向かうことに。

和歌山市到着。なんばから1時間、アッと言う間でした。
ゆったり窓の外の景色を眺めたり、コーヒーをのんだり、ウトウトしたり

たった1時間ではありますが、座席指定のシートはやっぱり快適でした


和歌山市で、和歌山港線のホームを見ると、めでたい電車が停車中

フェリーに乗るのか、釣りなのかはわかりませんが、昼間より和歌山港行きに乗っている人が多いのに驚きでした


21:00前にも関わらずすっかり夜中の雰囲気。
到着した電車からそそくさと乗客が降り、改札の外へ消えていくと、ホームは静まりかえっています。

なんばから乗車して来たサザンは、10分程度の折り返し時間で21:00発な特急サザンなんば行きとなります。

夜の和歌山港に向かうのも良かったのですが、私も車両と同じく、そのまま折り返します

今度は自由席に乗車しまして、そのままなんばまで乗り通すかどうするか・・・乗車しながら思案


泉佐野駅で向かいのホームに空港急行関西空港行きが入って来るのを見まして、関西空港へ行くことに

思いつきで行動出来るのが、乗り放題きっぷの良いところ

泉佐野は4線あり、真ん中の本線の2線は上りと下りの列車が平面で乗り換えられるように、乗り換え専用ホームがあり3面4線の特殊な構造。
完成当時は南海では“ホームtoホームサービス”とアナウンスしていました。
但し、阪神電車の尼崎のようなさらに乗り換えを深度化した通り抜けは推奨されていません。

空港急行は8000系8連。
21:30頃から関西空港へ向かう人はゼロではないものの、私の乗車した最後部は貸し切り状態に


ちなみに今では当たり前になりつつあるLEDの車内照明。南海では8000系の5次車の8008Fと8009FからLED照明が採用され、この5次車は試験導入のような感じでして、8008Fはその後のスタンダードとなった直接照明、8009Fは写真のように間接照明を採用。
確なんば側2両と和歌山市側2両で違ったタイプ(確かもう一方はガラスカバーの中に納められ、見た目天井とフラットのタイプ)のLED照明もあったような・・・それが8008Fか8009Fだったかはわすれましたが・・・

このとき調べておけば良かったものを、すっかり疲れ果てており、失念してしまいました



コンコースに設置されたラピートルジャー。元々電車よりも戦隊ロボに近いですから、こちらの方が正統なのかも??床面には注意喚起のステッカーですが、何故かこれだけが立体に見えるような仕様になっています。

ホームに戻ります。
ホームにはラピートとはるか(それも2本並んでいます)の並びが




関西空港からは夜の上りと平日の朝の下りの一部にだけ設定されている“ラピートα”に乗車します

そんな感じなので乗車出来る機会は少なく、こんなときでないと乗車出来ないので、今回またとないチャンスであります
是非とも岸和田と堺を通過する風景を眺めたいとばかりに特急券を購入しました。

運行開始以来、長らく1時間に2本運転されているラピート。なんば発基準にすると毎時00分発がα、30分発売がβで、αは現在運行されているαとは別物で、なんばを出発すると関西空港までノンストップで運転され、所要時間は最短で29分と、南海では未だかつてない速さでありました。その記録はいまもって抜かれることはなく、これから先もノンストップ運転と所要時間29分は、よっぽどでない限り復活することもないのではないかと思われます

ハッキリと覚えていないのですが、00分になんばを出発、泉佐野駅通過時間は確か21分だったような

※記憶があいまいなので、正確ではありませんが、当時特急サザンやラピートβで泉佐野まで27分~28分でしたから、破格に速かったのは確かです

