堺東からなんばへ戻るため電車を待っていると、4番線にやって来た各停なんば行きはまさかの6001F

全く見かけなかったので、遭遇しないだろうとこの時点で諦めていたと言うより、全く気にしていなかったので、驚きでした


このゴツゴツとしたコルゲートに2段窓

何より無塗装だからこそ、ステンレスの銀色の輝きが増している感じ
そして無塗装だからこそコルゲート部分の凹凸による陰影が出ていて、格好良さが際立ちます


ちなみにここは本来車番が外され、NANKAIのロゴが入れられていた部分

今回、無塗装復活にあたり、ロゴが外され車番を復活した部分であります。そのためか6001本来の物ではなく、他の廃車両からの転用なのかと。6001と言う感じで十の位だけ少し色合いが違います


復活と言えば、こちら。
南海の2代目社章である羽車も復活

しかしステンレス無塗装だからの欠点が
CI章を外した跡が残ってしまうところであります。


ホームの照明に照らされて、より銀色が輝いています


休日の夜の上り。そして各停とあり、車内はガラガラ。恥ずかしげもなく、ここぞとばかりにパチリパチリ




東急車輌の製造プレート。昭和37年製造・・・1962年ですから、製造から61年が経過していることとなります

その下には南海車両工業の更新工事のプレート。こちらは昭和61年更新。1986年ですから更新からでも37年が経過していることに
1986年と言えば、まだ小学生のころ、南海101周年の年ですね。

禁煙のプレートも最近の車両に見えるピクトグラムではなく、古めかしい禁煙の書体にNO SMOKINGの文字。何から何まで良い感じ


最近までステンレスと言うことで傷みも少なく廃車が一切ないと言われていましたが、気付けば残りわずかとなっており、当初ではあと2年程度で全車両廃車となる予定であります。
その日まで、後悔なきよう6000系を堪能したいと思います。