7100系
私にとっては、これこそ南海電車と言うくらいに思い入れのある車両。
1969年から1973年までの4年間に南海電鉄で同一形式最大両数152両が製造され、廃車が進むまで続きました。
子供の頃は特急は旧1000系、急行は7100系、普通車は7000系が主流のイメージで、たまに普通車に7100系が来ると嬉しかった記憶があります。
逆に急行に7000系が入っていると、これまた驚きでした。ちなみに1回だけですが、-急行-淡路号に7000系が充当あれ、淡路号の看板を付けていたのを鮮明に覚えています。小学生のころ毎週のように電車を見に行っていたものの、見たのは後にも先にもそれ1回だけ。書籍では見たことがあるものの、実物があるのかどうかもわからなかっただけに、ただただ驚きでした

その7100系も8300系などと置き換えられ64両にまで減少。特急サザンを待てば、サザンプレミアム(12000系)でない限り、確実にキャッチすることが出来ますので、まだまだ見掛けることが少ないと言うことはありませんが、いつまでも安泰と言うことでもないでしょうから、超多段式バーニア制御の滑らかな加速と甲高いモーター音をゆっくりと楽しみ、のんびりと撮影するのであれば、今が狙い目かも知れません


2次車の1編成目となった7121F
この車両から6両編成とすることを視野に入れ、7101系列で4の倍数は欠番となっています。

特急サザン、空港急行など優等列車でも活躍しかっ飛ばしている姿は、やはり幼い頃から親しんだ車両だけあり、頼もしく感じます。

1000系
もともと空港線開港を目指してデザイン、製造された車両で、1次車の3編成24両は全て南海線に投入される予定であったと思われる(当時の雑誌や広報誌の文面から)のですが、実際には1編成(1003F+1033F)は高野線に投入され、途中に何度か車両の行き来があったりしながら、異端の6次車以外は南海線に集約されました。

久々なのと、平日ダイヤの朝と言うことで、次から次へとやって来る車両に大興奮しまして、写真を撮影しまくりでした。
長々とお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
