2022年に開業した大阪中之島美術館。
まだまだコロナが治まらない中での開業ではあるものの、開業直後から連日多くの来場者が訪問していると。
自身、美術館からは程遠い人でありながらも、行ったら行ったで案外じっくりと拝観する方であり、一度は訪問してみたい・・・
と思いながら機会がなく1年が経過しましたが、やっとのことで訪問して参りましたキラキラ
美術館の守り神ならぬ守り猫の“ships cat(MUSE)”
ヤノベケンジさんの作品とのこと。
その辺り詳しい訳ではないので、詳細は語れませんが、真っ黒な建物に朱色が、存在感を際立たせますびっくり
今回は2つの展示が開催されていまして、どちらもか拝観させて頂きました。
4階で4月15日から6月18日まで開催されていた開館1周年記念展“デザインに恋したアート🖤アートに嫉妬したデザイン”展
絵画や美術品だけでなく、過去から現在までのポスターや家電製品に建築物、家具や食器、雑貨類といった日用品までアートなのかデザインなのか、来館者が見て感じることが出来る展示でありました。
ちなみに会場では投票出来る機械があり、出口のところでアートと感じたのか、デザインと感じたのか、その投票数値をリアルタイムで見ることが出来ると言った楽しい仕掛けがありました。
これは美術館に行くのに敷居が高く感じる方でもアートを身近に感じることが出来る展示てした。

4階と5階を結ぶ階段の吹き抜け部分には、ヤノベケンジさんの作品“ジャイアント・トらやん”が展示。
口から火を吐くことか出来るようですが、さすがに館内でも今後も火を吐くことはないでしょうねてへぺろ
5階では“佐伯祐三”展が開催。
佐伯祐三さんと言えば“郵便配達夫”の絵が有名・・・絵を見て、中学校時代の美術の教科書の表紙だったのを思い出して、わかったのでありましたアセアセ
失礼しました。
私自身が縁遠いだけなのですが、人が多くいてびっくりしたと言うのが本音でした。
年表で佐伯祐三さんの生涯を確認し、時系列に展示された作品を見ていくと、その時々の作者の心身や生活の状態によって作品の表現が違っており、非常に興味深いものでありました。
冒頭に書いた郵便配達夫は佐伯祐三さんの最後の作品のなかの一つと言うことを知り、『あー、知ってる知ってる』と言う気持ちが改められた次第であります。
展示絵画によって、写真撮影が可能であったり不可能であったりですが、郵便配達夫の絵は撮影可能でしたので、私も俄ながらカメラに収めさせて頂きました。

ショップで展示グッズを購入、5階からジャイアント・トらやんを眺めつつ、2階まで。
エスカレーター一つにしても、立体的な構成となっており、さすが美術館と言ったところです。
俄ながらも行ってみたら、充実した時間を過ごし、充実した気持ちになることが出来ました。
次は7月から“民芸”に関する展示と“新宮晋+レンゾ・ピアノ”展が開催されるようなので、今から訪問する計画をしているところであります。