JTBパブリッシングから発売されている“時刻表復刻版”
有名なヨンサントオ、ゴオサントオなどのダイヤ改正の時刻表も過去に発売され買おうか迷いつつ、結局買わずにいましたが・・・
今回昭和57年11月ダイヤ改正の時刻表、買っちゃいました


私が子供の頃、阪和線を見に行ったりし始めたころの時刻表。
そして夏休みに金沢の親戚の家に行った頃の時刻表

時刻表に記載の時刻を準えて行くと、その頃の記憶が蘇って来て、思わず買ってしまった次第であります


きらめく紀州路なんてキャッチコピーも懐かしい


巻頭の路線地図。
北海道の路線も廃止されておらず、道内に張り巡らされています。

こちら紀勢本線の時刻。
夜行鈍行の“はやたま”だけでなく、臨時ですが急行きのくにも夜行で走っていたみたいです。
ちなみにはやたまは天王寺発だけでなく、紀勢本線の終点でもある和歌山市からも運転されていたようで、行き先は亀山

和歌山市の駅に普通亀山の行き先が表示されていることを想像しただけで、ゾクゾクします

“きのくに”が運転されていた時代。このページに“なんば”の文字があるのも新鮮ですね。

紀勢本線の夜行は最後165系となり、上り(阪和線内は下り)のみとなっていましたが、この頃は下りもあったみたいですね

右半分からは上りの早朝。
今も運転されている日根野からの送り込みも兼ねた紀伊田辺行きの元祖となる列車は、この時からありますね

今は紀伊田辺で運用が分離されていますが、最近まで日根野発新宮行きでした。
私も高校時代の友人と165系の新宮行きに乗ったことがあります

いや、紀伊田辺で乗り換えたかなぁ??記憶が曖昧になって来ました


私の好きな南海電鉄では『南紀直通急行』=きのくに(南海線内は特急扱い)や、天王寺線、貴志川線、和歌山港線は水軒まで載っています。
それもまぁまぁの頻度での運転です

そして特急こうや号は1往復のみ。まだ20000系1本での運用の時代ですね。座席指定料金は600円と今とそんなに変わらない設定

きっと高嶺の花だったのだろうと予想されます

もう1往復は臨時特急でこちらはきっと21000系のクロスシート車両で運転されていたのではないかと思います

それよりその右の方の時刻が誤植なのでしょうか?よくわからない数字でこのまま発売されていたと思われます

はっきり言いまして実用性のないものではありますが、覚えていてもいなくとも、昔を忍ぶことの出来るアイテムであります
