新宮滞在時間約1時間で、新大阪へ引き返します。

新宮には、さんま寿司を食べに来たと言う贅沢な鉄分補給


行きは高かった太陽も、すっかり夕方の雰囲気であります。

串本の民間ロケット発射施設も車窓から眺めることが出来ます。
報道などによれば部品調達が遅れているとかで、1回目の発射は、もう暫くかかりそうですが、これが完成すれば、この辺りの雰囲気も変わって行くのでしょうね。

16:50、白浜まで戻って来ました。
4時間半ぶりですが、すっかり薄暗くなっています。
ここで5分ほど停車するとのことで、車内販売や自販機がない旨と、白浜駅での飲み物の購入や、売店を利用を促す放送がありました。
ただし、売店は改札外にあるため利用する場合には改札に一声掛けるように放送されていました。
一旦改札を通ることと、乗り遅れ防止の意味かと思います。
白浜からは車窓もほとんど見えず、ぼーっと過ごしながら新大阪を目指します。
朝に新大阪を出発して10時間15分。
白浜以南の移動は道路主体となっているのでしょうか。
国鉄時代からJR発足時代に掛けてのスピードアップ、天王寺から新宮まで3時間30分は過去のもの。
振り子電車自体がほとんどなく、振り子車両であっても非振り子車両に合わせたようなダイヤであり、時代の流れとは言え、鉄道が衰退して行っているようで少し悲しい気持ちになった鉄分補給でありました。