運転開始から25年以上が経過しましたが、未だに斬新なデザインで古さを感じさせない南海のフラッグシップトレインの“ラピート”。
デビュー前から話題になった車両であります。
今年のゴールデンウィーク外出を控え、部屋の整理をしていたら、懐かしいものが出てきました
ラピートと言う列車名が出来る前、一般から公募。
広告下部の“南海電鉄”の書体に羽車のマーク。
まだ完成予想図ですが、非貫通にノーズ、丸い窓と南海らしさが全くなく、デビューの日を待ち遠しく思ったものであります。
当時はこの形などの珍しさから、新聞などでよく取り上げられており、記憶があるものでは、東急車輌で製作中の写真が掲載され、先頭の丸い部分は技術者が叩いて作り上げていると言う記事が載っていました。
余談ですが、1日でも早くラピートを見てみたいがため高校時代の冬、友人と青春18切符で大垣夜行に乗り東京へ、そのまま金沢文庫の東急車輌へ向かうと言うことをしました。
その頃、携帯電話や位置情報と言ったものもなく、よくわからず『逗子』と言う言葉だけを頼りに、何時間もさ迷い東急車輌に行き着いたのは、本当に奇跡だったと思います

ちなみに門のところからラピートが見え、感動したの今でも鮮明に覚えています。