平成17年3月31日、南海2300系がデビュー。
今でこそ極楽橋~橋本でのワンマン2両運転と本来の運用となっていますが、デビュー当初、橋本以南のワンマン運転は開始されておらず、通常の大運転としてなんばまで乗り入れていました。
塗装は一般車とは違い、高野山の根本大塔をイメージした朱色。
車内は21000系以来の転換クロスシートと世界遺産に登録された高野山への観光列車として十分な装備を備え、今までの南海電車の一般車と一線を画する車両であります。
そのような車両であるわけですが、運転開始当日に乗りに行ったものの、特に運転開始セレモニーもなく、普通に入線してまいりました。
なんば7:37発だったか・・・記憶があやふやですが、南海電鉄から事前告知があったのか、とにもかくにも、なんば駅からの初列車に乗りに行きました(『なんば駅からの』と言うことで、折り返しでなんばまでは営業運転で来ましたから、正確には1番ではありませんてへぺろ)
線路に降りていません・・・
途中交換駅で構内踏み切りのところで撮影させて頂きました。
ささやかながら、運転開始を示すヘッドマークが取り付けられていました。
確かに1000系、8000系、8300系も運転開始のセレモニーはなく、特に力を入れていた1000系であっても普通に朝7時台の和歌山市発の急行から運転を開始するも、何の広報もなかった訳ですから、2300系も運転開始イベントがなくて当然なんでしょうが・・・
快適な車内で過ごし極楽橋までやってきました。
この後、高野山に行くこともなく折り返します。
極楽橋までは車内が混雑することもありませんでしたが、上りでは河内長野辺りから乗客が増えていき、見慣れない車両に一般の方が車内を見回していたのが、印象に残っていますびっくり
なんばまで戻って来た2300系は折り返し11:00発の快速急行高野山極楽橋行きとなります。

またなんばで2300系を撮影してみたいものです。