昭和61年11月、国鉄としては最後のダイヤ改正となりました。
その前後辺りに写真撮影したものを・・・
この頃持っていたカメラはオートフォーカス機能付きコンパクトカメラで、走行写真などはロクなものがありませんが、お付き合い頂ければと思います。
昭和61年11月1日ダイヤ改正で福知山線新三田~福知山と山陰線福知山~城崎まで電化が完成。
この日をもって福知山線経由で山陰地方を結んでいた気動車特急まつかぜは廃止となり、電車特急北近畿が運転開始となりました。
また阪和線~紀勢本線を走っていた特急くろしおのうち485系を使用していた分に関しては、北近畿用に捻出されることに。
ダイヤ改正翌日と言うこともあり、ホームは北近畿を撮影する人でいっぱいです。
ちなみにこの簡易タイプの貫通扉の485系はくろしお増発用に作られたものでありました。
これまでも485系の簡易タイプではない貫通扉はありましたが、実際には使われることはなかったかと・・・しかし昭和60年3月、気動車急行きのくにが廃止となり、代わりに特急くろしおが増発。増発分には381系が投入されることはなく、東北地方で余剰となった485系が投入されたようです。
その際、片方は従来通りの貫通型、もう片方は先頭車改造された簡易タイプの貫通型で4両1編成となり、実際に幌を付けて4+4の8両編成で運転されたりしていたのを見ました。
アルバムに書いていましたが、このダイヤ改正にあわせて大阪駅1、2番ホームに電光掲示板が取り付けられたとのことです。
またこのダイヤ改正で気動車や客車のほとんどか廃止となり、代わりに113系が投入。
黄色に青色のラインと言う、福知山線塗装で登場しました。
こちらは従来から福知山線で走っている103系。
普段阪和線の青色しか見ていないので、黄色が新鮮に感じました。
ちなみにこの時の福知山線は、JR宝塚線と名乗り阪急宝塚線とライバル関係と言うには程遠い感じであり、本数も30分に1本と言う感じでした。

こちら205系。現在は奈良線で運用されています。
山手線に投入され、関西地区ではこのダイヤ改正で7両4本が投入されました。
もちろんまだJRマークはありません。
117系。
これは確か京都から大阪まで乗ったかと・・・
この時の新快速は今ほど混んではなく、普通に京都から座れ、また車内販売もしていた記憶があります。
そしてその京都で撮影をした583系の特急雷鳥。

ちなみに家族で北陸地方に行くとき、初めて乗った(もしかすると記憶にあるのが??)雷鳥がこの583系でした。
赤いやつ(485系)が来ると思っていたら青いやつでちょっと残念な気分だった記憶があります。
今となれば凄いラッキーなことでありますがキラキラ

と言う感じで今回は昭和61年11月ダイヤ改正近くの写真を並べてみました。