昭和63年に続き、平成元年も日根野電車区で一般公開が開催されました。
ちなみに日根野は10月に。その前の5月には鳳電車区でも一般公開が開催されました。
鳳電車区は日根野と比べ狭いこともあり、日根野ほど車両が並んでいませんでした。

しかし新生JR西日本を代表するデビュー間もない221系が奈良電車区からやって来るなど、かなり力の入ったイベントでありました。
運用の関係でしょうか、イベントの途中で入線して来たようですが、覚えていませんガーン
221系
381系

ちなみに『持ってけ泥棒!』と言わんばかりに不要となった吊り広告が自由に持ち帰れるなど、今では考えられない感じでありました。
ちなみに私は南野陽子のWENSのポスターを頂きました・・・が、今では何処に行ったのか、わかりませんびっくり
あと、スタフも1枚100円程度で販売されており、私は3枚ほど購入したのを覚えています。
こちらは今もありますよえー

脇に展示してあった165系と113系春日色。
113系の方向幕、桜井線経由の快速湊町行きを表示。
この頃はまだJR難波では無かったのかな・・・

そしてこちらが10月に開催されました日根野電車区の一般公開。
昭和63年と違って、鳳の時と同じく奈良電車区の221系がやって来ています。
221系は私鉄王国と言われた関西の勢力図を大きく変え、今のアーバンネットワークを築き上げた車両と言っても過言ではないと思います。
この時の221系はアメニティライナーと言う名称で、JR西日本イチオシの車両だったのではないかと思います。
ちなみに転属で湘南色の113系が配置され塗装変更までの間、運行されていました。
湘南、阪和、春日と113系が揃えられ、全てがデカ目ライトキラキラ
ファンの心を掴んだ演出であります。

そして221系ルンルン
さすがに予備があまりないのか、この日は2両の付属編成のみでありました。
非常用ですが貫通扉が付いているのに傾斜した先頭形状に大きな前面窓。そして側窓、戸袋窓、側扉窓全ての窓の高さが揃えられて見ていて本当に美しい限りであります。
JR西日本の車両で一番好きなのは今でも221系でありますニヤリ

こちらは平成元年7月から運転開始となった381系スーパーくろしお編成。

今回ラインナップから事業用車が消えています。もしかしたらクモヤ90は廃車になったのでしょうか・・・タラー

それにしてもこの頃は民営化されて国鉄から変わったと言うことを前面に押し出すべく、このようなイベントが頻繁に行われていたって・・・
実際自分が行っているのですが、当時はあまり何も感じていませんでした。
今改めて写真を見直すと鉄道ファンにとって幸せな状態だった訳であります照れ

またイベント自体もそんなに混雑しておらず、どちらかと言うと家族連れに親しんで頂くこと+ファン向けのサービスの両立していた時代であったかと思います。