本線系統からは既に引退をしている阪和線の103系。
3両編成で最後まで残っていた、通称「羽衣線」の103系もこの春、223系・225系4両に置き換わり、いよいよ引退となります。

羽衣線は40N体質改善車のHL101と写真のHL102の2編成で運用されています。

東羽衣側クハ103-162は前照灯1灯からのシールドビーム2灯への改造で、103系と言う感じでありますが、こちら鳳側クモハ103-2503もガラス部分の留め具がHゴムで103系の原型を留めています。

この後、鳳から三国ヶ丘~南海~羽衣を経由して、東羽衣駅へ。

私が子供の頃から全く変わらず、“悪く言えば”殺風景な東羽衣駅。
南海線の手前で単線高架がプツリと途切れています。

東羽衣にて。
3両編成の電車1本が終日往復しています。
15分間隔で運転されており、まさしく行ったり来たりの状態アセアセ

ちなみに東羽衣駅は乗車用ホームと降車用ホームに分けられていましたが、現在は駅改良工事に伴い、北側ホームのみの使用となっています。

2018年3月16日 羽衣線103系車両引退  41年間ありがとうの文字がおねがい

普段の羽衣線の103系車内には中吊り広告は一切無いのですが、現在は103系引退に関連して社員が撮影した103系の写真が飾られていますキラキラ

乗車時間は3分程度。

阪和線を快速運用でMT55のモーター音を奏でながら高速走行することは叶いませんが、それでも103系の決して良いとは言えない乗り心地、古ぼけた車内を満喫することが出来ました。

鳳に到着。
少し前までは大型ミラーが付いていましたが、4両化のためか、大型のモニターが取り付けられていました。
ここにも103系が映っていますルンルン
絶対に103系が、それも15分間隔で運転されているのもあってか、引退が1週間後に控えているにも関わらず鉄道ファンの姿はまばらで、おかげでゆっくりと乗車と撮影を楽しむことが出来ましたニヤリ

高校時代、阪和線沿線の高校に通っていたこともあり、何かと利用した103系。
あの頃は「阪和線はボロばかり」と思っていた日も懐かしく感じます。

そのボロばかりだった阪和線で引退となれば、JR西日本で103系が残るのは大和路線、おおさか東線、奈良線だけとなりますが、こちらもいつまでのことか・・・
うぐいす色の103系も早めに撮影しておきたいと思います。