南海和歌山市駅

ピーク時には5万人が利用した和歌山市を代表する駅ですが、最近では2万人弱にまで落ち込み、かつての賑わいは見られませんガーン


今から35年ほど前、よく祖父母と一緒に電車に乗って(南海電車に乗ることが主目的だったような・・・)和歌山市まで来て、確か1階にあったと記憶する「南海パーラー」でミックスジュースを飲んだ記憶も今は昔。


(南海電鉄のプレス発表記事より)

その和歌山市駅の改築が発表されたのは2年ほど前。全ての完成は平成32年。
完成すれば上の記事のような感じになります。

ちなみに1期工事は完了。すでにテナントが入居。
そしてこの7月、駅施設が移転します。

それに伴い、改札の横にあった「南海そば和歌山市店」も閉店すると聞き、最後の晩餐?とは違いますが、お名残そばをして参りました。

和歌山市に到着。

和歌山市駅の南海そばも無くなりますが、橋上駅舎も姿を消します。
まずは駅構内等を撮影します。

和歌山市駅改札。
改札の上に掲げられた駅名表。かつてはなんば駅北口の1階部分と新今宮駅改札のところにもありました。

駅名部分がLED電球の集まりで、物凄くゴージャスな感じにキラキラと輝いていました。

和歌山市駅と言えば、この回転フラップ式の列車案内。通称パタパタ。

僕はなんば駅よりも和歌山市駅のパタパタの方がスマートで格好良く思いました。

跨線橋部分は使用するようですので、まだこの景色は見られると思いますが、新しい改札は1階となるため、ここから改札を望むことは不可能となります。


いよいよ南海そばへ潜入?ですてへぺろ
昔からこの位置は変わりません。

高校時代、友人と南海電車に乗って和歌山市に来ては、このお店を利用したものです。
雰囲気は20年ほど前とほとんど変わっていません。

ちなみに余談ですが、写真左側奥は今は欠番となっているかつての1番線へと通じる通路です。
もうホームすらありませんがアセアセ

そしてこの景色。

わかる人にはわかるでしょうが、そば屋の前にはトイレもやもや

飲食店としては「何と言うレイアウトや」と言われそうですが、これも和歌山市駅の南海そばの想い出の景色と言えば、景色でありますガーン

そして、こちらは私が愛して止まない?「きざみそば」
お店の人は「きざそ」と言うてオーダーを通します。

ちなみに高校時代の友人は「てんぷらうどん」を食べていました。

今日その友人とラインで話をしたら「えびの尻尾を灰皿に捨ててた記憶がある」と言っていました。
まだ立ち食いそばでも煙草を吸えるような時代でした(私たちは吸っていませんよ・・・高校時代もですが、2人とも生まれてこのかたです)。

南海そばはなんばや新今宮等にもお店を構えていますが、店によって若干味が違い、値段も違います。

ちなみにこの日現在の価格はなんばと比べ、和歌山市は20円安かったですウインク

店内にはこのような貼り紙がされていました。

開店は昭和50年。私や友人と同じ歳びっくり
余計に感慨深いものがあります。


「きざそ」を食べながら染々思いました。
42年間ありがとう。
青春時代の良い思い出をありがとう。