copine -コピン- 親友 | 日々のカンゲ記 ふろむパリ→トーキョー

日々のカンゲ記 ふろむパリ→トーキョー

日々の感激と観劇のきろく。パリ生活のこと。

$日々のカンゲ記 ふろむパリ-mika


パリに来て、”親友”と呼べる友達ができた。
パリ生活で大変だった時も、楽しかった時も常に側にいてくれて、助けてくれた友達。
彼女と一緒に行ったストラスブールやイタリアも本当に楽しい思い出。

私が急に前の家を出ることになり、彼女の家にしばらく居候生活をさせてもらった時も、
本当に楽ちんで、楽しくて、辛かったはずの日々も前向きに前進することができた。

二人ともお酒が大好きなので、二人で住んでいた時は毎晩酒量が増えてしまい、朝まで飲み明かした日々もたくさんありました。
楽しいけど、それが二人の弱点。(誰も止める人がいない)

彼女は私よりも年下だけど、本当に頼りになるし、とても思いやりのある人。
お互いがお互いの”してほしいこと””してあげたいこと”が一致していたから、せまい部屋で一緒に暮らしても本当に気を遣わなくて済んだし、毎日本当に楽しかった。

思いやりって、他人の状況や気持ちを想像して、その人が喜びそうなこと、もし自分が相手の立場だったら、こうしてもらったら嬉しいな、ということをすることだと私は思う。
もちろんそこには人それぞれの”価値観”というものもあり、
「自分だったらこうする」とか「こうしたら嬉しい」というのには個人差があるので、
ある人にとっては「おせっかい」になってしまう場合もあるのかもしれない。
でも私は彼女がさりげなくしてくれる気遣いがいつもとっても嬉しかったし、
私も彼女の喜ぶ顔が大好き。
そういう思いやりを自然にできる彼女は、きっと周りの人に愛されて育ったんだなと思う。


この年になって「親友」と呼べる人が新たにできたことは、パリ生活の最大の宝物になりました。
日本で生活しているようにはいかないことだらけで、助け合わないと生きていけないパリ生活。
日本にいたら他人の前でわんわん大泣きすることなんて(ましてや年下の彼女の前で)ないけれど、
そんなことも言っていられない状況。
本当に彼女とは辛いことも楽しいことも分かち合った仲です。

そんな彼女が、先日パリでの滞在を終え、一足先に日本に帰国しました。
帰国の前の1週間は狭い私の家で最後の協同生活。
最後までバタバタで、写真がぶれちゃってるけど、また日本で会えるもんね。


$日々のカンゲ記 ふろむパリ-merci la vie


最後に彼女と一緒にお出かけをした時に見つけて、その言葉に二人で共感して
お揃いで買ったネックレス。

"merci la vie -人生に感謝!-"

いいこともつらいことも。なにがあっても人生は素晴らしい。
人生に感謝。