大好きな絵本「かいじゅうたちのいるところ」の映画化を、これまた大好きなSpike Jonzeが監督するということで、観てきました!
この絵本は、学生時代絵本の授業でも扱った思い出の作品。
あの絵本をどうやって映像化するのかと、公開前からずっと楽しみにしていましたが、
さすがのSpike Jonze、期待以上でした。
できれば字幕で観たかったけれど、今回は吹き替えで観たので、
セリフがわからない所も多かったけど、子供の繊細な表情や、子供の視点からみた世界、
見た目は変だけど、とってもナイーブなモンスター、とっても感動しました!
もちろん映像もSpike Jonzeらしくかっこいいし、音楽もよかったです。
MAX役の男の子が本当に上手で、子供独特の繊細で傷つきやすい表現を
演技とは思えないナイーブさで見事に演じていて、本当に素晴らしかったです。
あの絵本をこういう風に広げて、こんなに心温まるストーリーにしてくれたことが、本当に映画製作者がこの絵本が大好きで、作品とモーリス・センダックに敬意を払っているということがよく伝わりました。
モンスターの動きがやたらダイナミックな所もツボでした。
日本では年明け公開みたいです。
オススメ。