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少し前のこと(先月ですが)
人気コミック「島耕作シリーズ」の原作者である
弘兼憲史(ひろかねけんし)氏の講演会がありました
題して「島耕作が診る二十一世紀の日本」
どちらも(?)滅多にお会い出来る方ではないので、
長年の「島耕作」ファンとしては見逃せないチャンス!
早速行って来ました(ドキドキ)
弘兼先生は漫画家というよりも、
大学教授、企業役員といった雰囲気の方で、
早稲田大学時代、漫画研究会にいた関係で、
宣伝&広告のうまい会社に就職しよう!と決め
松下電器産業(当時)、サントリー、資生堂に目標を定め
最初に決まった松下に入社した、という。
思えば…、
私がブログ友達から「島耕作」が面白い!と
ススメられたのは10年以上も前のこと。
「課長島耕作」から入って、
っもう、おもしろくて、シリーズを追って夢中で読みました。
いっときは
「理想の男性は、島耕作さま」(^m^ )
仕事ができて、モテ男で、しかも孤独で…。
けれど、耕作さまが、
部長、取締役、常務、専務…と出世階段を
昇っていくにつれ(現在は会長)
少ずつ遠い存在になってしまったのです。
今、私の手元にあるのは、
新入社員時代を描いた「ヤング島耕作」。
最もお気に入りの巻たちです(画像↑)。
他の弘兼作品もほとんど読みましたが、
どれも、人生の機微を描いて味わい深い。
政界を描いた『加治隆介の儀』も好きな作品ですが、
あの作品には石原伸晃、石破茂など、
現役の政治家ファンが多くいるのですね。、
講演内容は「島耕作の診た…」だけに、
昨今の政治事情、時事問題などなど、
近大マグロ、ノルウエイのサバ…と多岐にわたり、
集団的自衛権は、
黒澤明監督の「七人の侍」に例えて…、
内容の濃い2時間でありました。