8月は終戦が起こった月で
ときどき日本のことを考える
よくいわれているように
日本は同調圧力がとても強い
ルールを守らない人や
少数意見を持つ人は、ときに村八分扱いになる
しかも恫喝にも弱いので
リーダーやサブリーダーが恫喝するとなんも言えなくなってしまう
ときどき気になるのは
恫喝されると何も言えない
多数派の前では黙る人(僕を含む)が
戦前の戦争のことをいうと
あれは軍人や軍国主義の人がしたので、今は大丈夫という
軍人にも非戦的な人は多くいたし
真珠湾攻撃には多くの国民が喝采した
あれは戦前の軍国主義だからと言う人に限って
多数派には(自分の信念を)言えないで黙る 今もだ
そう言う人が本当に反戦を言えるのだろうか
日本の多くの会議は
議長のリーダーシップが強く
多数決ですらない(基本全員一致)
上は普通の会社でもよく起こっていることで
軍国主義者の会議ではない
反対意見は考えられない
多数意見に弱い
恫喝に弱い
我々は一体どこにいくんだろうか
確かに戦争はしていないが、この二十年間経済は完全に低迷している
そう言うときほど、黙々残業をしてる人が出世する
これは一種の精神論で 仕事を目に見えるようにしてる人が
有能な人より重用される 有能なムードメーカー 残業バンザイ
結局は日本は精神論に陥りやすく
不利になると思考が停止しやすい
それは、思考の多様性が保証されておらず
多数意見に沿った形でしか意見が言えないからだ
日本のGDPはまだまだ巨大で
いくらでも打つ手もありそうだ
日本人は諦めると弱い
菅首相はもうダメっていうムードだ
ずーっと負け犬の顔だ
産業界も IT AIなどで完敗で
例えばApple GOOGLEなどにはもう勝てないし
中国や韓国にも もう勝てないという悲観論が強い
日本の多くの会議は
議長のリーダーシップが強く
多数決ですらない(基本全員一致)
実際、東芝、シャープなどでは
経営者の強力なリーダーシップのもと
乾坤一擲、世界相手の博打を打って破綻した
シャープの液晶投資や東芝の米ウェスティングハウス買収に無理があったことは、
当時から何度も指摘されていたが、勇ましい精神論にかき消され
誰も止められなかった
今にして思うと、日本の分水嶺は
ホリエモンを逮捕したことだった
日本は新志向する人への追求は極めて厳しい
一方、同調し残業するものは早く出世できる
日本にいたらスティーブ・ジョブスなどあっという間に潰されただろう
しかも少子高齢化などで
負けムードを一生懸命煽る人もいる
(こう言う人こそ国賊だと思いたくなる)
何をすればいいかを
多数圧力で潰す、潰されることなく
じっくり考えるべきだと思う
今進行中の精神的敗北感は七十数年前の焦土より
ずっと激しい
実は失敗は成功の母である
今こそがチャンス そう思いませんか?
我々はまだ負けたわけではないのだから
このグラフで憂鬱になる人も多いかもしれないが
世界3位であることは事実だ
記録的な敗戦から我々は復興したのだから
これからこそ、失敗に学ぶべきだと思う
何をなすべきか? 最大のポイントは 教育の充実だと思う
学級崩壊などということがまかり通った時点で
文科省は組織改革をするべきだった
現場ではない 文科省だ
責任は文科省により重い
責任と称して 教育の現場に細かく介入して、報告書を要求し負担を増やすより
現場の負担を減らし、自由な空気で楽しく学べる
学校モデルを考えるべきだった
今からでも遅くない
現場の自由裁量を増やしながら
教育予算を増やすべきだと思う
それと学校でこそ、自由に独自の意見を言う若者を
もっと評価すべきだと思う
それには自由に意見を言う先生も尊重するべきだ
反対意見を
組織に対する反逆と言っていると
すぐに戦前に後戻りしますよ
合わせてだが、
これからは投票数=人口=老人の圧倒的多数意見になるので
若者の意見を吸い上げる仕組みが必要になる
実際に若者は恐ろしく少数派なのだ
二十年後の有権者比率で若者はごく少数になる
これで自棄になるなっていうのは楽天的すぎる
若者の抜擢、意見の吸い上げが肝要だ
心がいつも若い人って素敵