2017年の秋は北斎にちなんだ美術展が各地で行われていました

その一つ

北斎とジャポニズム展 

国立西洋美術展へ行ってきました

 

 

第6章 北斎と富士

西洋にも風景画のジャンルで海景画がありましたが

日本のように波に対するあくなき探求は、西洋の絵にも影響が出てきました

特に北斎の代表作 グレードウェーブ「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」

にはどの芸術家たちにも影響を与えました

『今様櫛雛形』上編

トーマス・モラン 激しく荒れる海

 

富嶽百景 二編

アーノル・クロ―ウ ロイヤル・コッペンハーゲン 波とカモメ

 

富嶽三十六景 甲州伊沢暁 

アンリ・リヴィエール エッフェル塔三十六景よりアベス通りより

西洋では連作というのはなかったようです

西洋でもこのような連作が発表されるようになり

その代表がエッフェル三十六景でした 

構図も北斎そっくり!!

富嶽三十六景 山下白雨

ポスター 日本・中国美術展 ハカサルミ美術館

 

大阪で北斎展を見た後の美術展であまり期待していなかったのが本音

ですが見に行ってよかった

大阪の北斎展は日本での彼の評価

彼の死後海外に渡ってどんな影響をおよぼしたのか

展示の仕方も西洋画と浮世絵を置いて比べてみると

よくわかって楽しめた美術展でした!!