2017年の秋は北斎にちなんだ美術展が各地で行われていました
その一つ
北斎とジャポニズム展
国立西洋美術展へ行ってきました
第2章 北斎と人物
日本人は西洋画の立体的表現と写実的表現にびっくりしました
西洋人は日本画に簡素ながら表情や動作、身体づくりなどの的確に表現にびっくりしました
北斎は西洋画を見て、西洋的人体研究を怠らなかったそうです
真実を追求して初めて人物を描くということは家で伝わる絵手本をただ操り返して学んできた
日本の伝統的流派にないものでした
ドガをはじめとする多くの画家が研究熱心な北斎の描く
庶民の日常の身体に強い関心をいだき
絵画に影響を与えました
左 北斎漫画十四編
右 アルフレッド・ステヴァンス 公爵夫人(青いドレスの婦人)
左 北斎漫画八編
右 アンリ・ゲラール 靴への襲撃
左 『富嶽百景』初版
右 インドジフ・フラヴァーン ポスター古き良き日本
左 北斎漫画十二編
右 エドガー・ドガ 背中を拭く女
左 絵本庭訓往来
右 ベルト・モリゾ 髪を結ぶ少女
左 北斎漫画十一編
右 エドガー・ドガ 踊り子たち、ピンクと緑
左 北斎漫画初編
右 メアリー・カサット 青いひじかけに座る少女
こんなだらしない恰好を描くことはご法度!!でもあどけない少女で描いちゃいました
左 北斎画鏡
右 メアリー・カサット 母と子供たち
左 北斎漫画三編
右 アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック ムーラン・ルージュ
オーギュスト・ロダン 二人の裸像
大胆な春画は西洋人には衝撃だったそうでこればかり集めたコレクターがいたそうですよ
目のやり場にこまります
この春画エリアだけ囲いがされていました
左 北斎漫画六編
右 ジュール・ヴィエイヤール工房
北斎がさらになりました
レポート続く・・・