ブログ熊野詣前回は→
いよいよ本格的な熊野詣路
といっても今回は歩きません・・・期待していた人すいません
公共交通機関を使っていきます

紀伊田辺駅から本宮まで約2時間を結ぶバスバスが走っています

これに乗って要所をピックアップしていきます

駅では弁慶さん古道一人気ある牛馬童子像がお出迎えです



ひとまず
五王子のひとつ滝尻王子まで向かいます
バスに乗り込んだのはたった3人
こんなんで経営成り立つのかは不明です・・・



バスの乗り込んだ瞬間、雨が降り始めました
あまり降らないでと願うばかり・・・

街中を通っていたバスも古道に沿って走るバスであって
どんどん山奥へと私たちを運んでいきますバス
奥に進むごとに雨と雷がが激しくなるような気がします


紀伊田辺からはしること一時間後
第一目的地・滝尻王に到着ですキラキラ
熊野の霊域の入り口とされたとても重要な場所
ここから厳しい道が続きます


富田川と  岩船川の合流点にあり、
「滝尻」の名は、石船川の急流が富田川に注ぐ滝のような水音からきたといいます
冨田川は熊野古道「中辺路」を歩く道者が初めて出会う熊野の霊域
から流れ出ている川であり
熊野詣の道中で最も神聖視された川でありました

そして、
道者が初めて岩田川に出会う稲葉根王子(五王子のひとつ)から
熊野の霊域の入り口であるここ滝尻王子まで
道者は十何度と冨田田川を徒渉しました
熊野から流れる清らかな川の流れを徒歩で渡ることで
罪業をぬぐいさることができると考えられたそうです

右の川(冨田川)は観音菩薩の補陀落浄土から落ちてくる水であり、
左の川(石船川)は薬師如来の浄瑠璃浄土から落ちてくる水であると念じて水浴せよ
と滝尻でとる垢離の心構えを記しています
川に入っていない私はすでに雨に濡れて垢離できてるんかな

王子社では、奉幣や経供養、神楽の奉納、和歌の会などがを行われました。
なんと優雅なここから激しい道が続くというのに

ここから本宮までは一日では無理
2日間の距離です
アップダウンがつづきます

本当はここから少しの距離を歩く予定でしたが
断念・・・・雨が滝のようになりはじめ
誰もいない古道を素人で行く恐怖を感じ

あわてて隣接されている古道館にて
次のバスをくるのを待たせていただきました


熊野古道館
中辺路の観光案内や歴史などが分かりやすく展示されております
無料の施設なのですが
これから古道を歩くにあたり必要な情報を得ることができました
グッツ忘れちゃったという方用のトレッキンググッツが売っていますよ!!
中でも藤原定家が上皇の熊野詣御幸際
今でいうツアーコンダクターとして行った際の苦労などがかかれている資料が
なかなか興味深く
それが現代風な解説で書かれている巻物が読んでいておもしろかったです

本にもあるみたいなので興味ある人はどうぞ→



ここで御朱印をいただきました(濡れないようにビニール付き)

古道に来たなら牛馬童子を見たい!
この大雨の中いけるのか?
古道館の人の話によると
いけないことはないが道が滑りやすいこと
バスの時間が間にあるのかが微妙とのこと(バスが一時間もしくは二時間に一本)
今回は大雨のためあきらめました

この先の熊野詣どうなりますやら