九十九王子とは

熊野詣の道中、熊野の御子神を祀り
難行苦行の信仰の道をつなぐために設けられた神社
「熊野九十九王子」です。 
 
王子社では、旅人や貴族が休息や宿泊をとったり、
時には和歌会なども開かれ、
長い旅の疲れをほぐし、熊野の地を拝して旅の安全(^人^)
を祈ったといわれています。
 九十九王子は、実際の数ではなく数の多いことを表現しているものです。
現在書物によると、王子跡は大阪より和歌山にかけて九十数社となっており、それ以上あったとか

皇族・貴人の熊野詣に際して先達をつとめた
熊野修験の手で急速に組織され

御子神を王子と呼んだのは、修験道の影響によるようです
修験道では、峰中などで修行者を守護する神仏は童子の形をし
王子はこれらと類似した神仏と考えられいます

この王子の中でも

藤代(藤白)

切目(切目)

稲葉根(上富田)

滝尻

発心門
の5社で、これらを五体王子と呼んでいます

現代では大阪にある王子はたった一つしか残っていなく、
和歌山でも現存するもの、現存しないが所在地を比定できるものを併せて枚挙してゆくと、
若干数の近世以降の比較的新しい王子を含めて、101社を数えるものがあります

熊野三山行くまでに九十九王子全部廻るのは大変な旅です

今の私には正直無理・・・・
今回は主な王子をピックアップ

ひきつづき ブログ熊野詣を楽しみください・・・・・・