甲賀・湖南観音紀行はじめに行きますのは

まず、向かったところは甲賀市の甲賀地区の信楽 

 

幻になりましたが奈良大仏の前身の地

 

 

 

 焼き物信楽焼のふるさとです
信楽焼とは
この付近の丘陵から良質の陶土がでる土地柄で前にもお話しましたが
大仏をつくる際にこの場所が元に作ろうと考えられた要因のひとつになっています
日本六古窯のひとつに数えられています。
(中世から現在まで生産が続く代表的な六つの窯で
信楽のほかに瀬戸焼、常滑焼、備前焼、丹波立杭焼、越前焼です)

 

信楽特有の土味を発揮して窯の焼成によって得られる温かみのある火色(緋色)の発色と自然釉によるビードロ釉と焦げの味わいに特色づけられ、 土と炎が織りなす芸術として“わびさび”の趣を今に伝えています信楽の土は、耐火性に富み、可塑性とともに腰が強いといわれ、「大物づくり」(壷、甕など)に適し、かつ「小物づくり」(花入れ、茶碗など)いても細工しやすい粘性であり、多種多様のバラエティーに富んだ信楽焼が開発されています。

 


信楽焼=たぬきのイメージの人が多いと思いと思います
そういわれるのは理由があります!
昔、昭和天皇の信楽行幸の際、
小旗を持ち沿道に延々と並んで天皇を歓迎する信楽狸

全国に報道され、定着したと言われています


信楽のたぬきは縁起のよい物

その1!玄関先にあって、「泥棒除け」のため
その2!狸は徳利と大福帳を持っていますが

 

     徳利は「徳を利する」→「徳を得る」

 

その3!笠をかぶっていますが、笠は「災難除け」の意味します
その4!大きく開いた目は、世の中の動きをしっかり 見る
 その5!大きいお腹は、人の心の豊かさを表し、

その6!地につく大きな尻尾は、

地に足をつけて、堅実に仕事をしなさいという意味があるそうです。

 

その7! きゃん玉・・・・は「金」ですわぁ~

少し寺社めぐりから離れますが信楽散策

 


信楽焼きの窯元が並ぶ ろくろ坂

 

 

 

 

多くの窯元が点在します♪

 

 

もちろん手にとって購入、体験陶芸もできます

 

 


滋賀県立陶芸の森 
めずらしい陶芸専門の美術館

 

 


園内のいたるところに当施設で焼成された陶芸作品が野外展示されています
見晴らしのいい丘にあるので
お弁当持って、ウォーキングするにはいいところです

つづく・・・