長男が入院となった。
週明け、発熱があり病院に行った。
いつもの便秘でお腹が
痛いのかなって思っていた。
その日の夜から嘔吐があり
彼も私や夫も眠れないので
再度、病院に行った。
私の看病は2日目がいつも限界。
3日目の明け方は、長男の嘔吐に
付き合う余裕もなく疲れていた。
処方された薬は飲むのに
一向に腹痛が治る気配はなく
3日目も病院に行くか迷った。
2日目の夜に母に相談していたので
心配して当日の朝、家に来てくれた。
ここのところ家庭内で風邪のリレーが
行われており、アンカーが長男だった。
なので家は荒れ放題。
特に洗濯物ができておらず
干しても雨に見舞われ、増え続ける洗濯。
母にはそれも手伝ってもらい
徐々に家事を終わらせていった。
だけど、長男の調子は
良くなっているようには見えない。
昼過ぎ、のたうち回るようになったので
一度相談しようと「#7119」に電話した。
様子を伝えるとすぐに
救急車を手配してくれた。
救急車って敷居が高いので
どうも電話しにくい。
運ばれた結果、しょうもない症状だったら
どうしようって思ってた。
でも、何もなければ安心。
子供のことだとそう切り替われる。
喋れるようになったとは言え
まだ経験も不十分だから
わからないことが多い。
救急車を呼んだことが長男の
気に障り、乗る前からとても不機嫌だった。
私は不謹慎だが、救急車に乗れることが
長男にとって嬉しいかなって内心
思っていたのでかなり的外れだった。
隊員が到着後もしばらく泣いていた。
救急車が発車し、聞き慣れたサイレンが
耳に入ると、長男は少し落ち着いた。
救急車で運ばれると、窓の外が見えないので
どこに運ばれたのか今でもわからない
(2日目夜)
地図で確認するも、「あぁこの辺ね」
とならないまだまだストレンジャー。
病院につくとお腹のエコー検査に
レントゲン写真を撮った。
特に何も見当たらなかった。
血液検査と点滴しますねー、と言われ
それで帰れるだろうと思った。
やれやれだ。
検査結果を医師が伝えにきた。
ケトン体の数値が高いので
このまま入院ですね〜とさらっと言われた。
続く