こんばんは。
2012年も残すところあと僅か数十分。
今年は我々にとって、文字通り激動の年となりました。
1月から物件探しを始め、なかなか見つからない日々を過ごし、ブログのコメント1つ1つにものすごく励まされたり、ひどく落ち込んでみたり、4月に祖父が亡くなり気持ちはどん底へ。
物件探しは半年が過ぎ、もう希望の条件では見つからないのではないかと、正直諦めかけたところへ、今のお店の物件情報。
そこからは、あっという間。気が付けば開店、思いもよらぬ上々の出だし、家族全員が疲れによる体調不良。そして気が付けば今年も終わり。
今年撮った写真を見て振り返ると実に内容の濃い1年。総体的に見ればいい意味で。
正直なところ、実はまだどこかで自分の今の状況を把握していない気も。
自分の性格からしてこんなに不安定な道を辿ったことはないし、サラリーマンという実質安定した収入があった生活から、自営業というある意味水ものの商売を始める決断をして、実際にそれをやっていることが自分でもちょっと信じられなかったから。
ただ、サラリーマン時代に感じていた、常に不安な気持ちや物事の判断をするときのプレッシャーから解放された今、気持ちはとても落ち着いていて、毎日がとても新鮮に感じています。
今まででは考えられなかったようなポジティブシンキングが少しづつでもできるようになったのは、そういう意味では本当によかった。
「自分を変えたい」と思う気持ちはあっても、変え方が分からなかったり、本当は分かっていてもそれをやろうとしなかった今までの自分がこう変わりつつあるのは、きっとこれまで支えてきてくれた家族や友人、そして開店までに携わってくれたたくさんの人々、お店のご近所様、そしてつむぐカフェに来店してくれたお客様あってのこと。
「感謝」すること。
口では簡単にできるその行為は、これまでも幾度となく自分の口から発せられていたこと。
でもその1つ1つの重みは、時と場合により比較的軽い意味であったり、もしかすると本当はそう思ってなかったこともあったかもしれません。
お店を始めるにあたり自分の中での「感謝すること」の重みはとてつもなく大きいものになりました。
どれだけの人に励まされたか。
どれだけの人が助けてくれたか。
どれだけの人が来店してくれたか。
どれだけの人が喜んでくれたか。
いつからか人との付き合い方を斜めから見るようになっていた自分を、そのやり取りが「大人になること」だと言い聞かせながら、それでもどこかで受け入れられなかった自分を、今現在の自分になるように引っ張ってくれたのは他でもない、この1年様々な形で縁をつむいだ皆さんでした。
もう30代も半ばだというのに、まだまだ考え方が子供な自分は来年からも色んな壁にぶつかるかもしれません。
でもその壁にはよく見ると誰かが付けてくれた窪みがあって、そのくぼみに手をかけ足をかけ、きっと乗り越えるルートがあるはずだと思っています。
その窪みは他でもない皆さんのつけてくれる、励ましやお叱り、アドバイス。
あくまでも窪み。壁の上からただロープを垂れていて、それを登るのではなく、自分で考えて乗り越えるためのヒント。
他力本願？そう思われる方もいるかもしれません。でも壁を登ろうとする意欲は昔の僕からは考えられないほどの強さ。
たくさんの人に喜んでもらえるために。その喜びを共有するために。何より自分達が笑顔でいれるために。
来年は飛躍の年。常に笑顔でいっぱいのお店にするために、たくさんの縁を「つむいで」いきたいと思います。
良い年になりますように。
この記事で「脱サラ夫と元コック嫁のカフェ開業徒然日誌」は一旦区切りをつけます。
自分と同じ境遇の人たちに、少しでも参考になればということで、ホームページ内に過去ログとして保管しておきます。
明日より気持ちも新たに営業日誌として、
「つむぐカフェ営業ほぼ日誌 」を始めたいと思います。
ホームページからは両方閲覧可能となります。
肝心のホームページのアドレスは、
http://tsumugucafe.com/
です。
新ブログのアドレスはこちら→http://ameblo.jp/tsumugucafe/
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
良いお年を。
2012年も残すところあと僅か数十分。
今年は我々にとって、文字通り激動の年となりました。
1月から物件探しを始め、なかなか見つからない日々を過ごし、ブログのコメント1つ1つにものすごく励まされたり、ひどく落ち込んでみたり、4月に祖父が亡くなり気持ちはどん底へ。
物件探しは半年が過ぎ、もう希望の条件では見つからないのではないかと、正直諦めかけたところへ、今のお店の物件情報。
そこからは、あっという間。気が付けば開店、思いもよらぬ上々の出だし、家族全員が疲れによる体調不良。そして気が付けば今年も終わり。
今年撮った写真を見て振り返ると実に内容の濃い1年。総体的に見ればいい意味で。
正直なところ、実はまだどこかで自分の今の状況を把握していない気も。
自分の性格からしてこんなに不安定な道を辿ったことはないし、サラリーマンという実質安定した収入があった生活から、自営業というある意味水ものの商売を始める決断をして、実際にそれをやっていることが自分でもちょっと信じられなかったから。
ただ、サラリーマン時代に感じていた、常に不安な気持ちや物事の判断をするときのプレッシャーから解放された今、気持ちはとても落ち着いていて、毎日がとても新鮮に感じています。
今まででは考えられなかったようなポジティブシンキングが少しづつでもできるようになったのは、そういう意味では本当によかった。
「自分を変えたい」と思う気持ちはあっても、変え方が分からなかったり、本当は分かっていてもそれをやろうとしなかった今までの自分がこう変わりつつあるのは、きっとこれまで支えてきてくれた家族や友人、そして開店までに携わってくれたたくさんの人々、お店のご近所様、そしてつむぐカフェに来店してくれたお客様あってのこと。
「感謝」すること。
口では簡単にできるその行為は、これまでも幾度となく自分の口から発せられていたこと。
でもその1つ1つの重みは、時と場合により比較的軽い意味であったり、もしかすると本当はそう思ってなかったこともあったかもしれません。
お店を始めるにあたり自分の中での「感謝すること」の重みはとてつもなく大きいものになりました。
どれだけの人に励まされたか。
どれだけの人が助けてくれたか。
どれだけの人が来店してくれたか。
どれだけの人が喜んでくれたか。
いつからか人との付き合い方を斜めから見るようになっていた自分を、そのやり取りが「大人になること」だと言い聞かせながら、それでもどこかで受け入れられなかった自分を、今現在の自分になるように引っ張ってくれたのは他でもない、この1年様々な形で縁をつむいだ皆さんでした。
もう30代も半ばだというのに、まだまだ考え方が子供な自分は来年からも色んな壁にぶつかるかもしれません。
でもその壁にはよく見ると誰かが付けてくれた窪みがあって、そのくぼみに手をかけ足をかけ、きっと乗り越えるルートがあるはずだと思っています。
その窪みは他でもない皆さんのつけてくれる、励ましやお叱り、アドバイス。
あくまでも窪み。壁の上からただロープを垂れていて、それを登るのではなく、自分で考えて乗り越えるためのヒント。
他力本願？そう思われる方もいるかもしれません。でも壁を登ろうとする意欲は昔の僕からは考えられないほどの強さ。
たくさんの人に喜んでもらえるために。その喜びを共有するために。何より自分達が笑顔でいれるために。
来年は飛躍の年。常に笑顔でいっぱいのお店にするために、たくさんの縁を「つむいで」いきたいと思います。
良い年になりますように。
この記事で「脱サラ夫と元コック嫁のカフェ開業徒然日誌」は一旦区切りをつけます。
自分と同じ境遇の人たちに、少しでも参考になればということで、ホームページ内に過去ログとして保管しておきます。
明日より気持ちも新たに営業日誌として、
「つむぐカフェ営業ほぼ日誌 」を始めたいと思います。
ホームページからは両方閲覧可能となります。
肝心のホームページのアドレスは、
http://tsumugucafe.com/
です。
新ブログのアドレスはこちら→http://ameblo.jp/tsumugucafe/
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
良いお年を。
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〒113-0022
東京都文京区千駄木2-8-3 1F
パングラタンとのみもの
つむぐカフェ
TEL：03-5834-8338
営業時間10:00～19：00(18：00L.O.)
定休日：日曜日
ホームページ：http://tsumugucafe.com/
つむぐカフェ公式アカウント：
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