明けましておめでとうございます。

 

    新年早々、北陸で大きな地震があり、被災地の皆様は

    大変な思いをされていることと思います。

    被害が拡がらないように、必要な支援が届きますように

    お祈りいたします。

 

            又、被災地へ支援物資等を運ぶ海上保安庁の飛行機事故、

    本当に残念でお悔やみ申し上げます。

                                 

    報告が遅れましたが、昨年の「地域支え合い会議」です。

    2023年12月19日(火)

    新所沢公民館ホールで

    地域の支え合いについて

    新所沢地域の福祉関係者や介護者とともに学びました。

    迷い人の早期発見や地域の見守りツールをや

    家族会の方のお話を参考に

    自分たちでできることを話し合いました。

 

    1、所沢市の現状  高齢者支援課  

     ・トコロみまもりネット:新聞配達・配食・宅配等地域の事業所

      61社が2022年に 高齢者宅の異変の発見・通報160件、

      安否確認107件、死亡事例16件。

      尚、市内孤独死 年間数十件

     ・「おかえりQR」のその後

       昨年福連と新所沢地域包括支援センターが迷い人がつける

       QRコードのシールをスマホでかざし家族に連絡する

       体験会をしました。

       シールの周知・活用はまだ少ない。

     ・緊急通報システム:緊急性の高い持病がある高齢者が緊急時に

       通報可能な装置とペンダントを貸与

    2、みまもりツールの紹介  ヤマト運輸・URコミュニティ

     ・見守り安心ハローライト(安否確認専用の電球)

     ・UR見守りサービス3種(24時間センサー等)

    3、認知症の家族の実際  認知症の人と家族の会 埼玉県支部

     ・認知症の人の「一人歩き・道迷い」の目的と要因

     ・道に迷っても発見してもらえる対策:

       GPS端末・QRシール・見守りネット

     ・地域での見守り・社会とのつながり:

       認知症を隠さない、プロに相談、チームオレンジ

   

          4、グループワーク(5~6人のグループ8組で話し合い)

     <住民が出来る事>

     ・近所の挨拶、声掛け、集いの場、敬老会・誕生会・イベント再開

     ・声掛けの工夫、「大丈夫ですか」と聞いても強がる。

     ・認知症を隠さない。相談や受診。服の裏に住所・氏名

     ・QRシール・見守りツール・民間サービスの活用。

     ・発病前からスマホに慣れておく。携帯(GPS)はお守り。

     ・自宅で受けられるしくみ、さりげない見守りや包括と連携。       

     ・民生委員や相談員の訪問。     

     ・助けあい活動や「輪っはっは」の活動からの関わり。

     ・宅配中に気になる人に声掛け。

     

     <行政にお願いすること>

     ・警察・高齢者支援課・危機管理課・住民の連携

      迷い人放送時「おかえりQR」の有無、発見時QRシールの勧め

     ・QRシールの改善:アイロンシールや靴に貼れるもの。

     ・見守りツールに経済的補助

     ・ケアマネージャーの研修(見守りツール等の情報)

     ・情報の発信:高齢者が立ち寄る場所で働く人や小学校の授業にも

     ・QRシール等がなぜ普及しないか、ニーズ把握、費用対効果を考えて。

     ・民生委員に氏名・住所だけでなく、電話や年齢の情報公開

       →訪問しやすい。

     ・非常時に緊急連絡先がわかるしくみ。