こんにちは。

都議会議員のあかねがくぼ かよ子です。

 

10月より環境建設委員会の部長となり、委員会で初めての質疑応答を行いました。

 

私は地元杉並区に関連した、高井戸公園道路整備事業について伺いました。

 

その中で、高井戸公園のドッグラン設置についての質問と回答の内容をシェアします。

 

 

私の元に高井戸公園をはじめ区内の公園にドッグランの設置の要望が届きます。

 

杉並区は、東京都の中で6番目に多い、およそ2万頭の犬が登録されています。

 

ですが、区内で犬が入れる公園はわずか7箇所です。

 

残り336箇所の公園では散歩をすることもできません。

 

そのような背景から、愛犬家の方達から要望が届きます。

 

Q.12箇所の都立公園にすでにドックランが設置されており、高井戸公園に設置の予定はないとのことで、その理由を伺う。

 

A.

・すでに12公園にドッグランを設置し、全域的な配置は完了している。

・なお、ドッグランの管理運営については、施設の老朽化やボランティアの高齢化
などの課題があり、現在、安定的な管理運営を持続し、新たなニーズに対応するため、民間活用や区市との連携なども含め、ドッグランのあり方について検討している。

 

都内の全域に都の責務として設置するドックランの数は十分な数に達していると認識されているとのことでした。

 

都立公園におけるドックランの開設や運営については、開設に賛成派もあれば、反対派もあり、交渉や歩み寄りが大変であることは理解しています。

 

開設された後も、ボランティアを継続的に行っていただくことや、利用マナーを守っていただくことなど、設置責任者としては、非常に手間隙がかかります。

 

ドッグランの設置に当たっては、設置可能な場所の確保、駐車場の確保、ボランティア団体等の協力、近隣住民の理解の四つを全て満たすことを条件と認識してます。

 

単に柵を作って終わりでないので、慎重にならざるを得ない事情は理解できます。

 

 

【環境建設委員会(2020年11月5日)の質疑応答についてまとめた記事シリーズ】

下差しその1

 

下差しその2

 

下差しその3