あたしがいるから

母は母で役割ができる

あたしがいなかったら
母は母というやくをやれない

上司も部下も

あなたがいてはじめて役割を与えられる

母として
彼として
夫として
お父さんも
姉も
おじやおばも同じだ

おじいちゃんもおばあちゃんも

自分の存在がなければ

その役は出来ないから

それって実は充分に役に立ってる

娘として
彼女として
姪として
妻として
パトナーとして

役にはたつのだ

そしてね

そんな風に幸せを与えてる

それってさ

その人たちを幸せにしてるってことでもあると思うんだ

迷惑かけてたとしても

あたしという存在がなければ

なにもない

あたしからもらう喜びも悲しみもない

あたしがいるからこそ

感じるものや

与えられてるものはあると思う

だからね

自分がなんの役にもたってないわけじゃないって事が言いたいの

あなたがいなかったら

その人は父にも母にもなれなかったし

頼られることや
甘えられるって事を
知らないままかもしれない

誰かを心配したり
思ったり

って味わえなかったかもしれない

救いたい
助けたい
支えたい
力になりたい
守りたい
愛しい

って気持ちを知らないままかもしれない

あなたがいて

それを知ることができたかもしれない

あなたのお陰で

自分も誰かに頼られることを
知ったかもしれない

愛するってことを知ったかもしれない

そういうものをあなたも与えてる

あたしもあなたも

例えそれを自分自身が感じてなくても
相手はなにかを感じ
何かを知り
何かを受け取ってるかもよ

あなただって与えてる

もらってるだけじゃない

幸せにしてる

誰かをね

それは家族だったり
友人だったり

異性だったり

ペットだったり

店員さんかもしれない

なにも与えてない人なんて
きっといないと思う

なんかふとそう思ったよ