茜いろ-冬いちご



ふゆいちごすいもあまいもかみわけて  あかね  (季語:冬苺  冬)




茜いろ-フユイチゴ

季語にある冬苺は蔓性の小低木のことで木苺の一種。

味は木苺の中では旨い方・・だそうです。


           ~文、写真ともウィキペディアより





春~夏にかけてうちのプランターもたくさん実をつけたけれど

12月に実をつけたのははじめてかも。

クリスマスケーキ用の苺はもちろんハウス栽培だから

露地で実を結ぶのは珍しいのだと思う。


日中暖かくても春夏とは違うし朝晩の寒さを思うと

すくすく育つイメージはなく、

よくぞと目をかけたくなってしまうのですw




茜いろ-いちご


11月の練習句

晩秋や甘味処の褪せし文字
パステルを指で伸ばして山の色
膏薬の放せぬ御隠居露寒し
山茶花や杖を頼りに月参り
熟成のすすむ果実酒冬仕度

破芭蕉書き損じたる写経かな
秋の果日々に広がる竹箒
冬立つや座席を滑るワンカップ
とりあえず潤目を炙る妻の留守
ちり鍋の冷めて話題も尽きにけり

浮寝鳥ひねもす揺れて過ごしけり
流れゆく雲の高さや干布団
昨日より身を窶しゆく干菜かな
仕上がりにひとつ買い足す毛糸玉
冬兆すちらほら届く欠礼状

石段に立たせて下げる千歳飴
憂さなどもひとつ放って火吹竹
凩の欠片を連れて子の帰る
冬ざれや深きヒビある植木鉢
霜除の藁を抱えて二往復

翻り鮫が蹴散らす魚群かな
フレームの軽き眼鏡や冬うらら
小雪や素通りできぬ赤提灯
顔見世のはねて繰り出す先斗町

ラグビーの試合を決める放物線
小春日や杖立て掛けるベンチ脇
片減りの父の皮靴憂国忌
咳きが漏れて見つかるかくれんぼ

珈琲の染みも愛しき膝毛布
嵩のある冬菜呑みこむ大き鍋
暖房の余韻に引かれ出勤す
チャイムにて押しくら饅頭ばらけをり
川涸れてもう転がらぬ石拾ふ