『コードブルー シーズン1』
(フジテレビ、2008)
大ブームになった人気ドラマですが、ただのトレンディドラマではなく、日本でドクターヘリシステムを立ち上げたときの実話だそうです。
娘は毎回号泣するそうですが、わたしはとにかく正視できなくて全話視聴するのが大変でした💦
からだに鉄筋が刺さってるとか、麻酔なしであちこち手術するとか、腕切断とか。
うぇ〜〜😱と悲鳴あげてたら
「ドクターヘリは、患者を搬送してたら間に合わない、ドクターが現場に駆けつけるシステム。だから深刻な状況ばかりなんだよ」
と娘に説明され、なるほどと納得。
ドクターヘリって山間部や島嶼部の患者など、救急車で運べないときにヘリで運ぶだけと思っていました。
(それは消防のヘリ?防災ヘリ?)
違うんですね、反対です。ドクターが行くんですね。
夫によると、95年警察庁長官だった国松考次氏が銃撃されたとき救命してもらったことから、国松さんが退官後にドクターヘリ制度を立ち上げたとか。
山Pが心肺停止の患者を拳で殴って蘇生するシーンがあるんですが、国松さんが実際に助けられた方法なんですって。びっくり。
ドラマとしては、とにかくお金がかかっていること、細部まで良くできていること(娘談)、救いようもない展開になってること(苦笑)、などなど。
個人的には、7話で、若いALS患者が「お前も同じ病気になれ!人生めちゃくちゃになれ!」と泣きながら感情をぶつけるシーンが、よく取材されてるなと感心しました。
きれいごとで片付けられがちな障害や病気。本音をよくぞ描いてくれました、と。
わたしも告知後数ヶ月はそう思ってました
続編ありますが、疲れるからもういいや。
なんであれが号泣ものなのかよくわからない。娘は救急やりたいのかな。
柳葉敏郎さんが懐かしくて
「大丈夫だあー」
とモノマネしてあげたら、大笑いしてくれました、笑
でも
「それはどこの方言なの?」
だって、苦笑
「ギバちゃんの個人的な癖でしょう?」
と説明したら、「ギバちゃん」がわからなかったらしく首を傾げてました。
世代間ギャップひしひし💦
さいきん見ないなー、ギバちゃん。
高校生は「Dr.コトー」や「コードブルー」を見て医師に憧れるんだそう。お仕事ドラマで志願者が増えるなら、ぜひ介護職も取り上げてほしい。切実。