わたしは生まれてから間も無くずっと深刻な問題に見舞われ、神様は残酷だと思ってきました。


2022年

乳癌

2023年

パーキンソン


もうこれで終わりか、いや、神様は残酷だからまだあるかもしれない…

と思っていたら


夫の肺癌疑いが。


夫が喘息の悪化でたまたま撮ったレントゲンで、肺に影があり、CT検査をしたところ2センチの腫瘍があるとわかりました。

これから大学病院で精密検査です。 

検査所見に「原発肺癌の疑い」の記載。


肺癌は予後が良くありません。


酒もタバコもやらず、スポーツ好きな夫がなぜ。


夫はふだん物事に動じない人です。

何でも器用にこなすのでいつも強気。


さすがに堪えたのか、ふだん無口な夫が妙なテンションでわたしに一方的に話してきたり、ふだん自室にこもるのが好きなのに家族と一緒にいたがったり、「俺は別に長生きしたくないんだ」と騒いだり…


見ていて辛いです。

わたしも経験しているから余計に。


そしてこれからのことを考えると不安…いや、恐怖…覚めない悪夢を見ている感じ。


神様は残酷すぎる。


娘はこれから大変な時期に入り、上級医になるのに10年はかかるでしょう。

特に女性は出産子育てで親の助けがないとキャリアを積むのが難しい…


癌の父親と、癌と難病の母親。

私たち夫婦、まだ50歳と51歳、あまりにも早過ぎる。

親の助けどころか、娘の足を引っ張ってしまうかもしれない。


結婚も、両親がそんな状況だと難しいかもしれません。


パーキンソンが始まって3ヶ月、夫の癌。

神様は残酷すぎる。

辛すぎます。