双極性障害の夫と子どもたち、

家族みんなで幸せに暮らしたいと願うあかねです。


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こんにちは、あかねです!


いよいよ、現実に近付いてきました。

3年前の話。


忘れもしない2021年12月。

夫の実家から届いたカニ。


それを囲んで鍋を食べようとした時の話です。


それでは本題です。

カニが小さいに激怒

 



この時期は日中もLINEがひっきりなしの心の栄養失調継続中。


夕飯にカニを食べようとした時に子どもが言いました。

「このカニ小さいなぁ」

その一言に夫はぶちギレ、カニ鍋を台所のシンクに捨てようとしたんです。

私も我慢の限界。
この日までに

  • 作ったところのすき焼きをシンクにすてられた
  • 子どもの学費よりも将来のために働くことをやめる
  • ボーナスが入っても給料が入っても生活費に全て使われるから働きたくない
  • 家族のために働くなんて考えられない
少し箇条書きにしただけでもこれだけ。

これに合わせて机の上のものを全てぶちまけたり、やることが激しくなっていました。

このままでは誰かに危険が及ぶ

 

そう思っていたので、次になにかトラブルが怒ったら迷わず警察を呼ぼう。そう決めていました。


殴られた!警察へ駆け込むわたし



カニ鍋を捨てようとする夫に詰め寄る私。


いい加減にして、とじわじわ間合いを詰める私を夫は叩いたんです。


それがきっかけで、私は上着だけ来て交番へ駆け込みました。


「夫に叩かれました」


この一言で交番の奥から何人もの警察官が出てきました。

女性が私の話を詳しく聞き、今、ご主人は?と。


夫と子どもは家にいます。

すると、警察は「今から行きましょう」

と自宅へ一緒に行ってくれたのです。


警察が家に来て調書を



警察官が3人家に入ってきて私と子どもたち、夫は別室へ。


それぞれ話を聞きながら調書を撮る警察官。


しばらくすると私服の刑事さんもきました。


「今日は実家へ帰れませんか?」


実家へ帰る準備をしていたら、上の子が「明日も学校があるのに家にいられないのは嫌だ」と。


上の子は繊細で環境が変わるのを極端に嫌がります。


「出ていくのは私たちなのか?」

その思いもあり、警察官たちに私たちはここにいたい。と伝えました。


幸い、夫は突発的に手が出たものの日常的ではなかったことと、本当なら今すぐ警察に連れていくよ?でもご家族がこう言うから帰るけど、次はないよ?

と念押しをして、警察からは「なにかあればすぐに実家、それから110番してください」


と言われ自宅の中で距離を取りながら一夜を過ごしました。


翌日病院へ



夫は躁の自覚もあったのでしょう。

次の日には自分で精神科へ行きました。


主治医からは家族と距離をとるように。実家に帰ってください。と言われたようですが、実家は夫の病気をきちんと認識していないので帰れませんでした。


私も夫はこれ以上何もしてこないと確信していたので自宅で夫の薬が効くまで全員が大人しく過ごす、という方向に進みました。


年末年始の休暇

年末年始はそんな冷戦状態で過ごし、休み明け夫が初出勤の日にまた事件は起こります。


それはまた次の機会に。


夫の暴言、暴行を抑えるためにやむをえないとはいえ、警察を呼んだことに賛否があるかもしれません。

でも、このことがきっかけで夫の中ではリーチがかかっていると自覚があるようで今もなおそのリーチは継続中。


家族に手が出るということは全くなくなり、子どもを残しての留守番すら「虐待案件では?」とこれまで以上に慎重になっていきました。

それでは次回へ続きます。


【もしあの時これくらい立派なカニが届いていたら人生はまた変わっていたかもしれません。】


双極性障害の夫と子どもたち、

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