12月18日土曜日
Start 16:30~
「RAINBOW TRAIN」
クリスマスチャリティLiveを企画しています☆
このLiveの収益は、こどものための肝移植センターの設立のために贈ります。
私は、30半ばまで、病気の心配なく、歌や声を仕事に、夢中で生きてきました。
初めて授かった娘は、生後7ヶ月で肝臓移植をしています。
移植、なんて私自身、遠い世界の物語でした。
身体を使い仕事をさせていただいている私たち夫婦にとって、娘の病気は考え方や視野を一変する出来事でした。
元気いっぱいになった娘を見て、幸せを寸分も逃さずに感じていようと思っていますし、当たり前の事がこんなに奇跡の連続だと気付けた事にも感謝しています。
元気になった今も、こうして移植医療の啓発に協力したいと強く思うのは、あの時、あの日の痛みを今もまだ忘れないからです。
そして、こどもの病気に付き添うお母さんの状況や気持ちを、少しは経験したからこそ出来る事があるのではと思っています。
生体移植というのは、これでもか、という究極の選択の連続です。
それでも、移植出来なければ近い将来、確実に死を待つしかないという現実は、物質的な感覚はおろか、スピリチュアリティまで否定したくなります。
神も仏もないのではないかと思う毎日なのです。
それはきっと、日々切迫した状況で病気と闘うご家族にとって、同じなのではないかと思います。
今、娘の病院の移植外科は、大変な危機的状況にあります。
移植をするお医者さんが余りに少ないのです。
たった4人で、世界一の症例数と立ち向かい、外来もこなしています。
移植法案が変わり、ますます先生達は激務になりました。
それでも、国はこの現実を知りません。
こうしているこの瞬間にも、ドクターヘリで運ばれてきて移植に向かうこどもがいるかもしれないのです。
たった4人で、使命感と体力の全て、プライベートの全て(睡眠までも)なげうって移植に向かう先生達を見て、何もせずにいられません。
助かる命を助けるその手を増やさなければ、既に助かった命までも窮地に追いやられかねません。
移植したこども達は、基本的に一生、免疫抑制剤というお薬を飲み、全身管理をしていきます。
見た目の障害は例えなくても、内部障害という個性を持っています。
外来受診は命を守るために必要です。
今先生達に倒れられては、たくさんの命が危ないのです。
このクリスマスチャリティLiveを通して、一人では無力な私ですが、皆さんからのお気持ちを少し分けていただけないでしょうか?
歌やリズムは生きてる魂そのものです。
皆さん、是非お待ちしています☆