お月見をすることも、おだんごを買う事も今年はしないでしまいました(>_<)
小さい頃、送り盆をした時、
「秋の彼岸にまたござれー」
といいながら送り火したのを覚えています。
そんな風景を思い出すと、山形の匂いまで蘇るようです。
都会の中で暮らし始めて、山形で過ごした年月より長くなりました。
山形の夏は日本一の記録があった程暑いのに、秋がくるとあっという間に足早に秋が来ます。
夏の終わりの切なさは小さい頃は悲壮感さえありました。
夏は、家族で旅行に行ったり、親戚が集まったり、中でも東京から従姉妹が遊びに来て都会の色に一気に染まる時間があり、東京に皆帰ってしまった寂しさは今でも覚えています。
あの時の気持ちが都会で暮らしたいというきっかけになったのかな。
結局、都会で暮らしても、寂しさや切なさはあったのだけれど。
この寂しさ切なさは、個の孤独感なのだと今になって思います。
田舎で暮らした私と、都会の真ん中で生まれ育っているこころ。
東京に生まれて命が助かった、と父が言った言葉を時々思います。
携帯の電波も入らない山の中で歌っていた私が、都会の真ん中で何をすべきか、何に向かうのか、、。
まだはっきりとした道が見えていないけれど、道が敷かれ、その道の途中にいるのだと、わかっています。
感謝を胸に、心で感じる事に耳を澄まして毎日を進みたいと願っています。
こころの元気と健やかな笑顔に心からありがとうと言いながら☆