こんにちは
仕事と不育症に向き合うバンコク駐妻の
あかねです
今日もご訪問いただきありがとうございます
今日は久しぶりに不育症の話を書きたいと思います。
私は今までに４回妊娠し、
１回目は子宮外妊娠、
のこりの３回は時期は色々ですが流産でした。
20代でこの回数は多すぎる。
きちんと検査しましょうと言われたのは
今年の6月でした。
そして様々な検査を行い、
私は抗リン脂質抗体症候群という
血栓ができやすい体質で
あることがわかりました。
軽度の場合、気づかないままのことも多く、
女性の場合は私と同じように
流産を繰り返すことで発見される場合が
ほとんど。
男性の場合はもっと悪化し、
若いのに脳梗塞になったり、
心筋梗塞にならないと見つからないそうです。
症候群というだけあって、
よくなったり悪くなったり
色々な進行の仕方があるけれど、
基本的に年齢とともに悪化していく。
この診断をしてくださったのは、
不妊と不育を専門に扱っている病院の先生でした。
その時の担当の先生に言われたことは、
あなたのように、
何度も妊娠して、何度も流産する
患者さんをたくさん見てきました。
本当に悲しいし、辛いことだと思います。
でも、私はそれ以上に
妊娠しない患者さんも診てきました。
何回流産を繰り返せば出産まで
たどり着けるかは誰にもわからないし、
私も約束できません。
でも、私はあなたは元気な赤ちゃんを
抱ける日がくると思う。
だから諦めないでほしい。
そんなことを言われました。
そして、バンコクでも３人の先生が
私の治療にあたってくださっています。
その先生たちはいたって明るく、
妊娠する力があるんだから！
まだ若いんだから！
次また頑張ろう！！
と笑顔で言ってくれます。
初めの頃は、そう言われることが
すごく嫌でした。
妊娠しても、私は出産できない・・・
若いのにこんなに何回も流産する・・・
っていうほど別に若くないし・・・
今は若くても、このままうまくいかないまま
年をとったらもう妊娠すらしなくなるかもしれない・・・
こんなことばかり考えていました。
ネガティブになろうと思えば
いくらでもネガティブになれる。
でも、ここまでくると
ちょっと吹っ切れてきます。
なんの問題もない人が出産することも、
赤ちゃんが元気に育っていくことも、
本当に奇跡だと思う。
私が無事に出産することは、
何も問題がない人と比べて
何倍かは難しい。
何倍か難しい奇跡を起こそうと
しているんだから、
それなりに大変なんだ。
でも、私には笑って励ましてくれる
先生たちがいる。
異国で、言葉も通じない先生たちが、
私が妊娠するたびに
おめでとうと言ってくれて、
流産するたびに、一緒に残念がってくれて、
そして次の治療を考えてくれる。
日本にも３人の先生が私の
不育症の治療を考えてくれる。
私には家族や友達以外にも、
６人も味方がいる。
だから後悔が残らないように
やれることはなんでもやろうと思う。
だからこれから先、
何回同じことが続いても、
私も笑って、また次があるよね！！
と先生たちに答えたい。
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