【永井豪・石川賢作品】完全保存版『永井豪 70's アニメ大解剖』 | あくせす☆ふらっしゅ

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ちと用事があって中野ブロードウェイで物色していたら本屋でこのような魅力的なものが発売されていました!

 

 

この本で取り上げられているのはマジンガーZデビルマンキューティーハニーゲッターロボの4作に加えて今現在放送中の新アニメ・ゲッターロボアークの関連記事も掲載されています!また各作品のリメイク作品も申し分程度に紹介。 この時期の作品ならばドロロンえん魔くんも含めていい気もするが、人気的には少し落ちるのかな?

 

 

ロボットアニメがきっかけで永井豪作品を色々とかじったりもしたけど、結局は豪ちゃん原作のアニメが盛んだった'70年代が一番好きですね。

 

 

イラストもまあまあ豊富に載ってるし、絵コンテも少ないながら載ってるから眺めていて楽しいです。

 

 

ドクターヘルとの戦いを終えた後、復活を遂げたミケーネ帝国の戦闘獣に襲われるマジンガーZとそのパイロット・兜甲児。映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』もそうですが、命がけで戦う甲児の姿に涙なしでは見られなかった!!

 

 

マジンガーZの武器も紹介されているけど、電磁波や高圧電流まで載ってるとは渋いなぁ(そんなものあったっけともはや記憶の彼方...)

 

 

機械獣一覧と各エピソードのダイジェストが載ってて思い出しながら読むのも楽しいです!

 

 

前のブログでも紹介したおっぱいミサイルで空を飛ぶマジンガーZの姿もw

 

 

 

続いてデビルマン!

 

漫画でなら一番好きな永井豪作品。

アニメも好きだけどこちらはかなりヒーロー的。

 

漫画だと不動明がデーモン族に対抗するためアモン(悪魔)を呼び寄せて力を手に入れていたけど、アニメだとアモンが不動明の体を乗っ取るという真逆の展開となっていました。

 

 

アニメ版には漫画に登場しなかったキャラも多いですね、特に印象深いのはララかもしれません。

 

 

こちらも全てのデーモン族と各エピソードのダイジェストが載っています。

 

 

荒木伸吾先生の絵が魅力的なキューティーハニー。

 

デビルマン、マジンガーZときて、東映の人からそろそろ永井先生らしい作品(ハレンチ学園みたいなの)を作って下さいよといわれて企画が始まったとか、キューティーハニーの復刻版漫画に書かれてあったな。東映にとってはこのエロスこそ永井作品なのかw

 

 

キューティーハニーのオープニングも好きなんだよなぁ〜。

 

 

秘密結社パンサークローの怪人たちや各エピソードのダイジェストも。

 

 

そして最後はゲッターロボ !とにかくドラマ性が高い!! 本当に熱いアニメってこういうものをいうんだなぁと初めて見た時思い知らされた作品。また合体ロボの元祖ですね!

 

 

ゲッターロボの三位一体の発想は毛利元就の3本の矢尻からきているとも聞いた事があるな。ゲッター1は空が飛べるから空中戦を得意としているけど、割と地上戦の印象も強い。

 

 

続編のゲッターロボGの途中で姿を消した大枯文次と浅太郎も紹介されている(あと武蔵の舎弟のじょーほーも)。文次はゲッターロボには乗らないけどナバロン砲で恐竜帝国と戦ってたっけな。戦死した武蔵の代わりにゲッターロボに乗せるとかは考えられなかったのかな。

 

 

テキサスマックもこうしてみると格好いいなぁ。スパロボのせいで片言を話すキャラだと思われがちだけどアニメだと普通に喋れています...が、OVA『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』では片言の設定が逆輸入されちゃってますw

 

 

ゲッターロボの方にも恐竜帝国のキャプテンと各エピソードのダイジェストが載ってます。アニメだと恐竜帝国の真の黒幕が途中から現れて帝王ゴールは実は中間管理職だったというのが判明します。結局ユラーもグレートマジンガーの闇の帝王同様、直接戦っていないからどれ程強かったのかが分からん。

 

 

といった具合でなかなか楽しい内容の一冊でした!!!

 

 

グレートマジンガー、ゲッターロボG、グレンダイザー、鋼鉄ジーグも欲しいくらいだ!