朝の出勤途中
いつもの時間
いつもの道
そして
いつも止まる信号での出来事
ギアを「P」に入れ
ひと息つき、
視線を手元に落とした瞬間の出来事
すんごい衝撃
しかも、なぜか
2回、3回と続けて
パニック状態だった加害者曰く、
アクセルとブレーキを踏み間違えたとか
ショックはあったけど
なぜかほとんど痛みがなく
不思議なほど冷静で
しっかりしなければ、と
生きなければ、と
思ったことを覚えてる
救急車を待つ間も
搬送中も
そして入院中も
お腹の子は
ニョロニョロ動いて
元気いっぱいでいてくれた
事故の衝撃でさぞびっくりしただろうに
「僕は元気だよー。
だから母ちゃんも元気だして」
と励ましてくれているようで
突然、放り込まれた
真っ暗闇の中
目に浮かぶ
たったひとつの明るい未来だった
