東京の家族から「台風の影響で雨の量が尋常じゃない。」とテキストが来ました。

日本は自然災害の多いところだと改めて思わせられています。

そして、大雨に天気予報の「その後は暑さが戻ってきます」の言葉。

 

 こちら、ハワイは州の東側・ハワイ島辺りハリケーンが近づき、大雨や被害をもたらしました。その影響でオアフ島で雨と風はすごかったです。

日本の台風ほどもの被害はありませんでしたが、直接被害に遭われた方たちには、全体どのくらいの被害にあったかより、自分たちの今日、明日の生活が大切ですね。

都道府県のレベルでは、10%の停電、8%の孤立だったとしても、自分たちに取っては、100%の被害なのですものね。

 

 アメリカに住むようになってから、東京で経験したことのない停電を何週間も経験しました。ニューヨークの郊外では、10月の末に大雪が降ったことがありました。

まだ枯葉が落ちきらない時期だったので、その葉に雪が降り積もり重くなり枝が電線を切ることになります。それがあちこちで起こるので、その付近一帯は停電に。

切れた電線が垂れ下がり、危険なのでその年と翌年に子供たちが楽しみにしていたハロウィンが中止になりました。イベント中止だけなら、まだしも停電は、普段の生活にも影響が出てきます。

 我が家は電気で料理をするタイプのキッチンに住んでいたので、火が使えず調理ができませんでした。当然家の暖房システムも止まります。暖炉のある家に住んでいたので薪で暖をとり、それでも寒いので、家族みんなリビングルームに毛布やお布団をあるだけ持ってきてくっついて一緒に寝ました。

ちなみに、暖炉は、75%の熱が煙突から逃げてしますそうです。

暖かいのは、暖炉の周りだけ。

掘り起こすのが大変です。

 

 食事は、裏の友達家族に借りたキャンピング用のコンロで、雪の中デッキで食事を作りました。それを機に我が家でもイワタニの卓上コンロとボンベを常備するようにしました。日系のスーパーで買うことができました。

 

 ガソリンスタンドも停電で営業ができないので、ガソリンのあるうちに停電の回避できている町まで行って満タンし、持って行ったタンクをもいっぱいにして帰ります。次にいつガソリンが手に入るかわからないので、予備のタンクは必須。

行く途中では車で携帯やコンピューターなど充電も忘れません。

停電した町では買い物もできず、食料も減ってきます。

いつもはカードで買い物をしていたのですが、現金を残すことにしました。

銀行のATMが機能しなくなることもあるので、現金は普段から少しは持つようにしました。(この話、泥棒が聞いてませんように!)

復旧までに時間がかかりました。

家に居られず、発電機のある町の施設に避難した家族も多いです。

 

 皆さんのお住まいのあたりはどうですか?

これからのお天気も、すでに地盤が緩んでいるので予断を許さないようですね。

どうかお気をつけて安全第一にお過ごし下さい。