魚介類の好きな娘と私。

まずは、アペタイザー。

これはいただかないと。

ニューヨークでは郊外でも、イタリアンレストランのほとんどに、フライドカラマリと呼ばれるイカのフライがあるんです。大抵は、唐揚げタイプのもので、マリナラソースやレモンがついてきます。イカは、小ぶりで、こんなに大きくはありません。でも、大きくないから、柔らかくてカラッとした衣と、で、どんどんいけます。

 

 それがこの大きさで食べ応えがあるのですが、それでもフォークが止まりません。

海老も殻ごと、チャリっとお口に入ってきます。

ずっとこれだけを食べていたい!

って思ったはずなのに、、、

 

 

いきますよ!

 

 これです!

ガッと食べたいので、まず先に殻だけ剥いてしまいましょう。

この海老の出汁が出たソースが絡みついて、指すらうまいのです。(や、指は食べてないけど

パスタは、写真だと分かりずらいけど、太い輪になっているタイプ。

太い、名前も知らない。

って、調べたら、多分、多分、、、パッケリ、、だと思う。(自信ないっす)

このソース、、、もう、お皿に1滴も残したくない。

二人で分けると、あっという間。

ま、この前にあれだけ、軽いとは言え揚げたシーフードを食べてるのです。

 

 そしてこれ。

これは、食べきれず半分残ってしまったので、お持ち帰りを頼みました。

泊まっている民泊の家に、オーブンがあって、次の朝温めて食べたんですが、次の日でも素晴らしくおいしい。

 

 こういう殻のあるものは、お店にいるうちに外してしまいます。

持って帰ってゴミをすぐに捨てられないと、借りているお宅にご迷惑になってもいけないので。

 

 ナポリは、地理的に恵まれてて、海からの原材料が新鮮でおいしいんでしょうね。

見た目で、ある程度の材料の予想はつきます。

そりゃ、絶対にこの味、自分でできるわけじゃないけど。

ただ、魚介系は新鮮さも味のうちなので、煮込まれてしまって「何使ってるんだろう?」っては、なりにくい。

新鮮でシンプル、それをいかに最大限にうまみを引き出す技量を持ってるか、どこに気を使えば、どこは手を抜かないかを知ってることで、レストランのうまさが出ると思うんです。

 

 日本のお寿司屋さんと似てるかも、、、

昔、ある雑誌で見た「世界のジョーク」みたいなので(今、発行したら差別なのばっか

「中華料理と日本料理の違いって、知ってる?」

「何?」

「火が通ってるのと、そうじゃないやつ」

これを英語で読んだんで、日本語にするとニュアンスは少し微妙ですが。

当時は、お寿司とかお刺身は、いわゆる調理として完成された物と捉えられていなかったんですね。でも、今、海外からのお客さんで、築地は大人気じゃないですか。

海外からの人でも、お寿司の作り手によって、こんなおいしさに巡り会えるんだ!って、本場の味に触れてもらえるようになりましたね。

シンプルに見えても、手が込んだ仕事がしてある、そして、それがおいしさに繋がる、って。

 

 私と娘は、イタリア語はほとんどわかりません。

ナポリでは、英語も、思ったほど通じませんでした。

じゃ、どうする?ってなった時には、翻訳アプリを使いました。

長文ではどうかわかりませんが、単語がわかるだけでも重宝します。

メニューなどをカメラで読み込んで、自分の言語を選択すると出てきます。

お使いになる場合は、どこかへ行く前に、いくつか試しに使ってみると良いと思います。

これなら使えそう!ってのに巡り合いますよ。

ただし、ありがとうと、お願いします、は直接言った方が通じるんじゃないでしょうか。😊