ごきげんよう
お久しぶりでございますー。
春はとにかく忙しくて…バタバタしておりました。
やっと落ち着いたので、ゴールデンウィーク中に観劇した月組公演の感想を今更ですが書き留めておこうと思います
あ、今回モデルはマルシェちゃんです
原作小説はお友達が貸してくれたので読んでからの観劇です。
それにサラリーマンでもシッカリカッコいい!さすがタカラジェンヌですね。
彼が今まで全く縁のなかった人達との関わりの中で、頑張って前へ進んで行く姿がとても良かったです。
対するみやちゃん(美弥るりか)の高野さんも真摯でプロフェッショナル、妖しい美しさのバレエダンサーがカッコよくて、いいバランスだなあと思いました。
ちゃぴはちょっと役的には地味かな?実力はあるけど本番に弱いバレリーナ役で、やはり踊る姿は美しいですね。
地味といえば、殆どジャージ姿の海乃美月ちゃん、頑張ってましたね。原作ではくらげちゃんのユイユイの方が主役級だったので、いいお役でした。
宝塚での現代劇…現実的ではあるけど、いろんな人達の思いが笑えたりホッコリしたり切なくなったりと、なかなかいい感じにまとまっていて、私はとても楽しめました!
今回退団のわかばちゃんやトシさんも重要なポジションで魅せてくれました。
なんだか、皆さんの普段のイメージがそのままお役になったような?そんな部分があって役柄とマッチしてたな。
それと、れいこちゃん!(月城かなと)はホント綺麗ですねー。バーバリアンの中でも一際目立つ美しさ。ワイルドなのに品がありました(笑)
「月がキレイですね。」
このセリフも効果的でした。
月組と次のショーに上手く繋がったようですね
そしてそして、ショーの方はといえば、いろいろと斬新で面白かったです
あの真面目な青柳さんからのBADDYがなんともギャップ萌え
ストーリー仕立てとはいえ、ちゃんとショーの流れはそのままに、よくぞ上手くまとめたなあ❣️と感心しちゃいます。
クールでカッコいいBADDYだけど、お茶目な一面も可愛くてキュンときます。
でもって何故か昭和な雰囲気も笑えるじゃないですか
BADDYの手土産…よく波平さんやマスオさんが酔って千鳥足で持って帰るのですよね(笑)ポッキー巡査の懐メロとか、もう昭和の香りがプンプンしてて(笑)
そして相棒であり恋人?のSWEET HEARTがまた素敵すぎる〜。これまた美弥ちゃんにぴったりで今の月組だから出来た!って思います。あのアンニュイで妖しげな雰囲気は美弥ちゃんにしか出来ない、美弥ちゃんがまさにSWEET HEARTでした。
SWEET HEARTに最近のBADDYの悪は規模が小さいと愛想つかされた時の、銀橋での「あーっ!」ていうBADDYの表情とか最高でした。
れいこちゃんポッキーはメガネの3枚目キャラだったけど、最後、男を見せてくれました。エビの被り物や女装などおとぼけ要因ではありましたが、男役群舞ではセクシーでカッコ良かったです。
あ、でも男役群舞でも顔が宇宙人色なまゆぽんについ目がいってしまって困りましたわ(笑)
ちゃぴのGOODYも、最初は平和ボケしてるような滑稽さからの、BADDYに対する怒りのエネルギーが爆発していくとこが凄かったです。怒りのロケット迫力でしたね。
デュエットダンスは愛憎渦巻く感じで今まで見たことない魅力的なものでした。
ありちゃんはいつもながらダンスが素晴らしく、そしてさりげなくわかばちゃんとトシさんのほんのり恋模様も描かれているところが心憎い。
今までの宝塚のショーの常識?を超えた革新的なショーでした。たまきちもこのショーを経て大きく躍進していろんな意味で大ブレイクしたのでは?
伝統的な宝塚と、新しくなっていく宝塚、ますます目が離せませんね