ALFRED NOBEL & BEATRICE CENCI: Stockholm & Tokyo

今日のタイトル、面白いでしょう？

実は、あのダイナマイトを発明したALFRED NOBEL＜アルフレッド・ノーベル１８３３～１８９６＞は、晩年にBEATRICE CENCI＜ベアトリーチェ・チェンチ＞を主人公にした戯曲、Nemesis＜ネメシス＞を書いているの。





ただ、スキャンダラス内容で、彼が無神論者である事などを含め、訳によってはキリスト教に対する冒涜的内容と受け取られる、と判断した彼の家族が、三部だけ残して全て廃棄してしまった。

それから時が経ち、戯曲が再発見され、残っていた物をベースに２００３年に
スウェーデン再出版され、現在は色んな言語に訳されている。


彼の死後１００年あまり経った、２００５年１２月１０日

スウェーデン国王＜Carl Gustav＞がノーベル賞を授与するその日に、ノーベルのこの戯曲が、スウェーデンのストックホルムの小さな劇場＜Intima＞で初日を迎えた。とても少ない予算で作られた作品であった為、スウェーデンの役者達は複数の人物を演じていたそう。

このアルフレッド・ノーベルとベアトリーチェ・チェンチ（彼女の肖像を含め）

の記事に関しては、ノーベル賞のオフィシャルサイト＜ Nobel Prize Organization in Stockholm＞に載っているので、興味がある方は、是非見てみて下さい。

http://www.nobelprize.org/alfred_nobel/biographical/articles/erlandsson/


そして、私達の『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』は
２０１３年のノーベル賞が発表される１０月７日～１４日の間である
１０月１３日に東京で上演される。

偶然ではあるけれど、何だか凄い運命を感じてしまう。




東京公演、お座席残り僅かです。

朗読劇の枠を超えた、朗読劇『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』を
是非観にいらして下さい。