朝、目が覚めた瞬間、

昨夜の夢の続きを探すように、

しばらく天井を見つめていました。


 


知らない街。

やさしい灯り。

そして、

私とよく似た、あの子。


 


はっきり覚えているはずなのに、

細かい部分は、

もう霧の向こう。


 


それでも、

胸の奥に残る、

あたたかい感覚だけは、

消えませんでした。


 


支度をしながら、

鏡の中の自分を見る。


 


いつもと変わらない顔。

いつもと変わらない朝。


 


それなのに、

どこか違う。


 


心の奥で、

何かが静かに動き出している。


そんな気がして。


 


通勤途中、

街の景色を眺めながら、

ふと、

あの灯りを思い出します。


 


ここじゃない、

どこか別の場所。


 


名前も、

行き方も、

まだわからないけれど、


 


確かに、

存在している気がする。


 


もしかしたら、

また、

夢の中で会えるのかもしれない。


 


そんな予感を胸に、

今日一日を、

少しだけ丁寧に過ごすことにしました。


 


何気ない日常が、

いつもより、

やさしく感じられた一日。


 


あっちゃん🌸